さて、金曜日である。丸1日、様子見しなければ、リアクションの状況は判別がつかないようだが、現状認識は、ここでは、それ程の意味は無いようであるが、それが当研のモチベを下げる訳でも無いので、予定の手続の通り、記事を掲載するが図表制作は為さない。
もうすぐ「NHKマイルC」ゲート番配当になるが、その起用性の推量の手立については、まだまだ項目はあるが、それを際限無く発信してしまうと、読み手側に混乱も生まれるという理由から、これまでもチョロ出しして来たが、主たるものは、サインのように星の数ほどある訳ではないが、主たるものに限れば、宣言出目だったり、資格賞金だったり、本賞金変化だったり、施行時期だったりするが、この中から今年の「NHKMC」について、本賞金増額について少し触れてみると、3歳戦に於ける本賞金の変化については2000年以降の番組変革の時期を境に活発化した訳だが、当初は2歳G1競走(牡牝5300万)との比較で、3歳G2競走つまりトライアルが牡5400万、牝5200万を誇っていた。
これが、2歳G1の競走名の更新とともに、6000万となり、逆転するに至ったが、それによって2歳G1がステイタスした様子も無いし、起用性に納得可能な結果は無かった。
当研のコジつけるレベルが低いかどうかは知らないが、それら本賞金の変化によって起用性が影響を受ける事は、事前予見可能なものは無いので、後で確認すれば事足りる。と判断している。
現行であっても「皐月賞」=「優駿牝馬」の本賞金レベルは踏襲しているし、「東京優駿」だけが、「ダービーからダービーへ」というお題目によって本賞金を増やして来ただけの話である。2歳G1と3歳G2の比較は、2歳牡7000万,牝6500万と3歳牡5400万,牝5200万というもので関係に変化は無い。従前とは異なるという意味で「NHKMC」は「桜花賞」と共に1億500万で同額となった事が採り上げられる事はあるだろうが、「桜花賞」が「NHKMC」を支配するが如き馬鹿馬鹿しい事は無い。理由は、(外)の為に創設された「NHKMC」が、既に「日本ダービー」のプレップ的存在に変化している点に依存したものである。