第66回阪神大賞典 ~特別登録馬雑感~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 鬼の首でも獲ったが如き、表層の内部で、焦燥感ばかり、出て何ら有意な物を引き出せない哀れさ、その低能ぶりには、明日の日本は感じられない今日この頃、この格差、気温差にはつくづく疲弊する。

 さて、全休の月曜日だが、まだまだ「3場開催」が続く中、句読点やらを迎える「阪神大賞典」。「今年の4歳馬は。。。」と相変わらずのアナウンスに反発の◎は、玉砕され、注意枠と言及した「4枠」が連対枠となり、果実ではサトノ丼はフォーカスせずに単勝1番人気からの3連単のみに焦点を合わせた。

 これで、やっとこさ、連対馬引退となった昨年の「有馬記念」からの次走で機能したスペックの出現を見る事になった。次走とは、あくまでも次走であり、もう3月なので次々走馬も出て来るが、ここでの論理には関係ない。それが「金鯱賞」のスワーヴリチャードになる訳だが、これが「有馬」で掲示板に載った戦歴の中でいの一番で春季競馬番組に出て来た個性である。これが通常とは異なる事を理解すべきだろう。

 当該「第66回阪神大賞典」にも下位だが「有馬」経路が3本特別登録している。ここで確認しておくべき事項は、「有馬」の*1着同枠のヤマカツエース、*2着同枠のプレスジャーニー、*3着同枠の(地)サクラアンブルールも出走し、そして敗退しているという事実である。時別登録馬名には、[地]チャンストウライ(2008)以来の地方馬の馬名も存在するが、ここでも4歳世代、例えば「京都記念」で起用されたクリンチャーが集票するのであろうか。
(追記)12頭立戦となったので、当該重賞の注意枠として再び4枠5枠を示唆しておく。

【2018年】
03/11 809スワーヴリチャード「金鯱賞」1着
【2017年】
04/08 306ミッキークイーン 「阪神牝」1着
04/02 405キタサンブラック 「大阪杯」1着
03/19 809サトノダイヤモンド「阪神大」1着
     303シュヴァルグラン 「阪神大」2着
03/11 306ヤマカツエース  「金鯱賞」1着
02/19 407マルターズアポジー「小倉大」1着
02/18 712アルバート    「ダイヤ」1着
【2016年
04/03 607キタサンブラック 「産経大」2着
03/26 809ゴールドアクター 「日経賞」1着
     404サウンズオブアース「日経賞」2着
03/13 815ルージュバック  「中山牝」2着
【2015年】
04/05 303ラキシス     「産経大」1着
03/28 303ウインバリアシオン「日経賞」2着
03/22 202デニムアンドルビー「阪神大」2着
【2014年】
03/29 610ウインバリアシオン「日経賞」1着
03/23 101ゴールドシップ  「阪神大」1着
     818アドマイヤラクティ「阪神大」2着
02/16 811デスペラート   「京都記」1着
01/26 510ヴェルデグリーン 「AJC」1着
【2013年】
03/17 707ゴールドシップ  「阪神大」1着
02/24 815ナカヤマナイト  「中山記」1着
     610ダイワファルコン 「中山記」2着
【2012年】
03/18 812オルフェーヴル  「阪神大」2着
01/22 303ルーラーシップ  「AJC」1着
01/15 303トゥザグローリー 「新春杯」1着
【2011年】
04/02 505ペルーサ     「日経賞」2着
02/27 709ヴィクトワールピサ「中山記」1着
02/13 202トゥザグローリー 「京都記」1着
     505メイショウベルーガ「京都記」2着
01/23 606トーセンジョーダン「AJC」1着
01/16 608ルーラーシップ  「新春杯」1着