洛陽ステークス~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 どうも、3場開催の2場3日連続開催というのは、当研が感ずるに、日曜日に2重賞が集中しているのもあるが、土曜が前座で、月曜が尾巻(おまけ)の印象が強くて、通常のようにいかずに、金曜の夜には気が入らない。それではG1であろうが、条件戦であろうが同じ価値とする当研の定義に反するので、日頃は書かないが土曜メインを採り上げてモチベアップを図りたい。

 思い出すのは2006年。夏季番組を見て驚いたものである。4回京都競馬には「洛南特別」「洛東特別」「洛西特別」「洛北特別」とフルスペックで新設されていたである。この年の4回京都は通常は「阪神」であり、その代替単発として用意されたのであった。「洛東特別」と同日開催が(市)ディープインパクトの「第47回宝塚記念」であった。つまり、この「宝塚記念」は「京都記念」と同場同距離で施行されたのである。そして、単勝10番人気でディープの2着に機能した(市)ナリタセンチュリーは前年「第98回(農)京都記念」1着馬であった。そこから1年以上の休養を経てぶっつけで「春天」に出走し12着に惨敗したスペックである。その叩き2走目が「宝塚記念」。

 話が「洛陽S」から逸脱しているが、単勝1番人気馬サトノアーサーは十番勝負のダービー候補であったが当日は▲までに評価を落としたが、結果は、それ以下の10着。ここは、やはりムーンクエイクに◎を打つことになるだろう。同枠馬がグァンチャ-レであるから単純だが。また連年無指定を3着したケントオーは「京都記念」に出走する。