今週の重賞雑感~(農)第52回札幌2歳ステークス~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 メディアの話題は、やはり、オルフェーヴル産駒2頭の対決になっているのだろうか。そもそも「ローカル2歳S」は、その地でデビューした代表を「2歳G1」の舞台に送り出す為のものであったが、多様性の現行競馬では、そんな事は言ってられないようで、先週の「新潟2歳S」では、「新潟デビュー馬」が総じて隔離されるという状況は、人それぞれ様々な結果論が存在するだろうが、正規では無いのは当然の話である。それは「函館2歳S」を中山新馬勝歴馬が勝つと断言しているようなものである。突飛な現実を、想定の範囲に置いていては、ロジックに成長は無い。無理なものは無理であり、それが現実である。

 さて、話を戻すが、ここには「札幌新馬勝歴馬」が存在しない。というのが現実であるし、それを代替するのが、未勝利馬で新馬2着の(外)マツカゼである!という断言は、同馬の新馬が揃目決着であっても、出来ないが...マル外のくせに、日本馬のような馬名には違和感は感じるw 当研SNSメンバーと同じニックなのも気にはなる。しかし、同枠の1着馬フラットレーとは2馬身半の着差が存在する。その1着馬ですら、重馬場の「コスモス賞」とは1秒の差がある。それより上位が良でのディバインブリーズの未勝利戦だが...

 ここで、当研がキーホースと思っているのは、人気は読めないが、ロジャージーニアスである。馬主のハヤブサ武田は気にいらないが北海道馬主ではある。[地]については、昨年の結果を見れば解るだろうから触れないでおく。「日本中央競馬会は同じことを繰り返すことができない