「青葉賞」の強く見える勝ち様や計時から一気に「第84回日本ダービー」の主役級に推し上げられようしているアドミラブルだが、その可能性を探る対象は、2012年の「第79回日本ダービー」だろうか。
この年の「日本ダービー」は「4日目」から「12日目」に衣を変えた番組であり、「皐月賞3着馬」が覇者となった訳だが、その連対構造は「青葉賞」に占有されていたという事実が我々の認識である。
*1着同枠馬エタンダールは「青葉賞2着馬」で2着現物馬のフェノーメノが「青葉賞1着馬」である。ちなみに3着トーセンホマレボシは「京都新聞杯1着馬」である。
今年の「青葉賞」は揃目で決着した番組で、1着馬を要しないのかどうかは知らないが1着馬が*2着同枠馬をつとめ、2着馬が*1着同枠馬をつとめたレースには間違いが無い。よって、この馬と共に同枠だった(外)ベストアプローチにも注意を払う必要があるように思う。
そして、この年の「東京優駿」は「皐月賞馬」ゴールドシップが単勝1番人気になれなかった年である。
2009年のロジユニヴァースの同枠馬アプレザンレーヴも「青葉賞1着馬」ではあるが、この番組はJpn表記戦であった。
そして8枠18番サニーブライアン(1997)の制した「第64回」の同枠馬8枠17番トキオエクセレントが「青葉賞馬」であるが、このレースはG3であり、シンボリルドルフの「弥生賞」と同じで現行とは全く異なるものである。