「クイーンS」~チェッキーノ 枠決定前取消~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 早速、興味深い事が起こった。猫も杓子も注目し、その集票力が期待された3歳馬チェッキーノが枠確定前に取消となったようだ。発表は左肩跛行だろうが、屈腱炎の噂もある。これにより、貴方の堅軸が崩落して何が何やら解らなくなるのは心配だが、これは、同馬が出走しても負けていたのだとか連対不許可馬だとか実証出来ない事案とは全く無関係に起こっている現実であるから、そんな事を堂々と言及する人は信用しない方が良いと思う。

 そんな、馬券に関係の無い事よりも、「第77回オークス」2着馬チェッキーノの除斥は、唯一の増量馬の除斥でもある。それが何の為に必要だったのか、なぜ出走馬決定時までは○で、枠順決定前に×になったのかを考察する方が余程、生産性に長けるものである。これによって、同日施行の重賞は共に13頭立戦となるが新潟はFG18頭からの「マイナス5」、札幌はFG14頭からの「マイナス1」である。

 まず、残った3歳馬の検証になるだろうから、通常はロッテンマイヤーの「忘れな草」勝歴についてアレコレと考察を深める事になる。次に当研が出走しないとの情報で若干、落胆していた明け4歳馬ノットフォーマルの「第76回オークス」*3着同枠歴(桜花賞5着)。そしてこの2頭が同枠配置となった現実、さらに「マーメイドS」1着馬リラヴァティの「第74回桜花賞」*1着同枠歴(ベルカントとも同枠|オークス不出走)などの検証へ進む事になる。

 梅雨の無い北海道への大量降雨の影響も?そんな事ぁ、考えてる暇(いとま)は無いでしょうWW