これも過去に何度となく応じて来たもので、同じ類には、「札幌2歳S」の馬齢重量が9月施行では54キロだったり、10月施行なら55キロだったりするのに相似で、その施行月によって変化するように規定されている。こちらは施行日が土曜日であるから特に迷う事は無いはずだし、シリーズ圧縮により、10月施行になる事は無く、8月施行と9月施行には変化は無いので、今後「札幌2歳S」を55キロで勝つ馬は出て来ない。
「クイーンS」の基本斤量は、今年、改めて変更されたものではなく、競馬番組規定によって最初から決まっている事項である。それは馬齢アローワンスによるものである。誰にでも解るように書くと「クイーンS」は8月施行なら3歳馬は52キロだが、今年のように7月施行だと51キロになる。「アイビスSD」との違いは、施行距離である。
番組規定は、その書き方が、異常なまでに解りにくい法文形式で書かれているから下表だけ見せられても、5歳上牝馬の基本斤量が55キロであるという常識規定をメモリに入れて無いと52キロも51キロも出て来ないから解らんでもないが、習うより慣れろって事で宜しく。
尚、上表には3歳上が存在しない1月からの春季競馬番組時期の規定もあるが、この件についての質問も熱心な研究者には出て来るだろうが1度、自分で考えてみて欲しい。中央競馬の規定は、ローカルルールで施行されている地方競馬にも波及する。また、「アイビスSD」の基本斤量が牡馬57キロでは無く56キロである事も最初から決まった事項である。念の為。
蛇足になるが本日の川崎競馬に中央競馬で春まで準OPを張っていたペプチドアポロが転厩しての初出走を迎えるのが「C1クラス」。疑問が沸かないか?ならいいやww