を吐け。。と問われても、片岡勁太翁のように「ゾロ目は2着枠で発生する」などと大嘘を着く訳にはいかないので、非常に困る。その当時の当研の認識を列挙しておく。
「純粋揃目」
1着と2着が同枠である場合は、馬連が併売されていない頃の勝馬投票券の空間では、馬連である。そのレースは未発売の馬連に配当を付与したという点で特殊決着である。
「複揃目」
1着と3着が同枠。これは、3着馬が1着枠構成馬となったという意味しか無い。
「裏揃目」
2着と3着が同枠。これも、重賞に限り、3着馬が2着枠構成馬となったという意味でしか無い。
つまり、そういう決着で1着した戦歴をタブー馬だとか特殊馬だとか、ゴミ収集馬などという評価は、誤った認識だと持論している。これらは、2着馬や3着馬が連対枠に組まれたという現象であり戦歴である。
要するに勝馬投票券の空間には片岡が言うところの「C枠」つまり「3着枠」を対象とする馬券が存在しないのであるから、現実的にも理論的にも存在し得ないのである。よって出現出目として「前年の3着枠が3年後に1着枠になり続けている」というロジックは存在する訳である。
「3着枠」も、「揃目決着」も、枠出目の空間にのみ成立する。つまり所謂、「特殊出目」である。【結果が特殊だから特殊出目が出る】訳でなく、【特殊出目に収束したからそのレースが特殊】なのである。
そういう特殊な決着の1着馬を特定の条件で集めて、以後、1年以内の戦歴を比較すれば、共有事象が存在するケースもある。
出目であるから、ある特定の番組で歴代1着馬の前走のみ、2走前のみと特定の時系列の中で、総てのレースが「揃目決着」である点を共有しているという展開は存在し得る。
蛇足だが、8頭立以下には馬連が発売しなかった歴史が、途中で枠連を売らなくなった。8頭以下が特殊なのは「揃目を売らないレース」というのが当研の認識であった。
他に結果が出てからのコジつけ用に対角揃目や、並行揃目などの誤魔理論が横行している現実があるが、当研は認定していないので、それを謡う方々に任せる。この世界には、様々な考え方があり、当研は当研で独善的に思考しているから、認否だけは明確にする必要を感じているだけで、当研が否定しても、研究者各位の責任で、表現の自由を為してもらえば宜しい。そのケツをこちらに持って来てもらっても、無視する。
過去に例を挙げるなら、「お前が、そう言ってたので、あっちの板で、それを主張したら、論破されてので、一緒に、リベンジして欲しいなどの自滅行為。
(蛇足)これは、その昔、ある騎手とラウンドした時に聞かされたのだが、隣ゲートが実力馬であった場合に、その馬に併せて走り続ける作戦があり、時には2着を確保出来る事があるらしい。その結果の1つが「揃目決着」だと当時は納得していた事がある。