[農]第138回中山大障害~コラム&金曜最終オッズ速報 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 前哨戦の「イルミネーションJS」時に書いた通りに昨年の2着馬で一昨年の1着馬であり、その番組で3着した202アポロマーベリックに◎を打つ。見れば解るように、「(JG1)中山大障害」の1着馬には必ず同枠馬が存在していたのだから、この戦歴への◎は無謀にも見える訳だがいっこうに構わない。昨年の1着馬レッドキングダムは、「イルミネーションJS」を60キロからの連勝で初めて、そのルートを開いた。単勝1番人気も、それに倣って昨年の1着枠の5枠に08番ゼッケンで出走するサナシオンが戴くのだろう。これが1着するのも昨年と異なる立場で施行される当該番組であるから可能性が無い訳では無いだろうから▲を打つか悩むところだが昨年のその前哨戦から1着馬しか参戦しなかった。今年は、ベベタの局長も含めて総勢7頭も出走するのである。その前走は「第17回東京HJ」の着順通りの評価であったが、エーシンホワイティの連年2着起用も含めて、そこにポイントがあると想定。○は今のところアシュバインではなく405マキオボーラー

「イルミネーションJS」(引用開始)
 表題の通り、JG1「中山大障害」の為に存在する障害オープンで、1999年にジャンプグレード大系と共に新設された訳だが、ジャンプのステージでもこの年に(国際)計画が策定された。結局、「中山大障害」が(国際)の看板を掛けたのは2011年である。
 昨年戦を「4回中山」で距離を3210Mで施行された訳だが、今年は元鞘なので「単発」俗が言うところの「一過性」なのだが、見た目は2013年と2014年は同じ事を繰り返しているのは、同じ事を繰り返せない主催者の意匠の倍返し、いや裏返しであり。
 1着起用馬は同じ世代の2頭で前走「阪神JS」を4着に負けたディープインパクト産駒は、共に単勝3番人気に推挙されていた。同じ着ぐるみに見える2頭の次走は2013年は*2着同枠の3着敗退、2014年は落馬競走中止と同枠の1着起用と全く異なる色をしていた。しかも、1着起用された方が集票力が低かった。これを「共に連対枠に入った連対許可馬として同等」と言い放つロジックを当研は絶対に信用しない。 
 過去7年「単勝3番人気」か「単勝1番人気」しか1着起用していない点をどう読むか?同じ事(と解釈される事)が出来ない主催者は今年「阪神JS」経路を完全否定。
 キーホースは、少なくとも次走は1着起用されるアポロマーベリック