「毎日放送賞」であろうが「スワンステークス」は「スワンS」であるが、これは「朝日放送賞」では決して無い訳だ。「弥生賞」は「弥生賞」で「報知杯」ではあるが「フィリーズレビュー」では無い。だが、「富士S」jは相変わらず「富士S」であるが、「サウジアラビアロイヤルカップ」では無い。そんな当たり前の事実と対峙するのも、「そんなの関係ねぇ!中れば、それでええんや。勝ちたいんや!」と坂東英二を気取るのも、テメェの勝手で、その結果が総ての馬券の世界。
「芝1400M戦」とは「芝1200M」に適正を求めるのか「芝1600M」に適正を求めるのか?この命題は、普通の競馬ファンであっても、考える事があるだろう。しかし、その「正解」には、誰も至っていないのは、それが毎年、変化したり、継承したりするからである。
「G1の前には必ずG2がある」という正論摸どきに基づき、その王道を勝ち抜いた戦歴であっても、頂点には立ち続ける訳ではない。例え,本番である「MCS」と同時に(国際)競走となった当該重賞であっても、前哨戦1着馬が強いとは限らないし、例え(優)を付与されても、出走しない戦歴はゲートには並ぶことを許諾されない。今は昔、(外)タイキシャトルと(外)シンコウラブリィという美浦の藤沢和雄厩舎に所属する2頭だげが、この王道とやらを同じ3枠05番ゼッケンで走りぬけた。まだ(混合)の頃の古事記である。そして、現行競馬番組には年末に「(定量スーパーG2)阪神カップ」が存在する。
話を本題に戻すと、そもそも、今年の「MCS」は「秋天」組なのか、マイル専業組なのか、はたまた「Vマイル」のようにスプリンター路線組に御株を獲られてしまうのか?の推計がまだ成立認定に至ってないので非常に悩む訳だ。昨年のダノンシャークは最後の「SARC富士S」を単勝1番人気で負けた戦歴を起用性に持ち込んだ。*1着同枠馬でもs1着対角馬でも無い.。これを初めて中央所属馬に発効した(優)を無効にしたステファノスも理屈を求めるロジックもあるが、それは事実誤認だと思うし、祝日開催であった昨年と2008年ブルーメンブラッドとは、起用性が全く異質である。最高裁判決も、判例とならぬ限り覆らない。