さて、本競走は賞金別定戦で施行されるが、現在、JRA競馬に賞金別定の古馬重賞は何番組存在するか、即答しろと言われても中々難しいだろう。
折から、賞金別定戦は未完成の(国際)重賞と位置づけている当研だが、それが未だに存在するJRA競馬は、これを必要とする何かがある訳だ。
第50回の節目を迎える「関屋記念」は、別に「記念」でも何でもないが、昨年、クラレントのシリーズ2勝は、共にこの新潟芝マイルであった事を受け入れる事になる。サトノギャラントが、その「新潟代替」の*1着同枠馬である。同じ「3回新潟競馬」の「寺泊特別」や、それと併催した「西宮S(揃非)」1着馬レッドアリオンなどが、持ち込むことになる。
併せて、今年の「東京新聞杯1着馬」は「安田記念」2着馬ヴァンセンヌであるが、現物では初めての出来事でグレード制導入3年目のギャロプダイナは「東京新聞杯」1着歴を「安田記念」1着枠に持ち込んだ、その部分だけで見ると、後のトロットサンダー、アドマイヤコジーンが、それに倣った事になる。無理矢理これをトレーシングでなぞるとアドマイヤコジーンの2002年揃目決着が浮上する訳だ。同馬の次走は新潟SSでの2着であった。2枠に単独枠で配置される戦歴には、注意したい。「中京記念」からの6頭は総じて出走する。

「頑張れ!ホッカイドウ競馬予想大会」・・・お、最終レースで、やっと1位になれた。残り1ヶ月9日間を粘れるかいなw