第22回チューリップ賞 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 今年の揃目開催は堅いという横の傾向は、その筋に任せるとして、出走可能頭数18頭に特別登録馬18頭だけ集められ、実際に出走するのは17頭となる予定だが、ここには、2歳牝馬チャンプであるショウナンアデラは存在しないし、それを含む、別定だと、増量馬になる先に触れた、収得賞金2000万超の5頭も存在しない。まぁ、2歳チャンプが「阪神JF」から「桜花賞」直行というと、昨年のレッドリヴェールの2着が記憶に新しいが、昨年の「桜花賞」でも触れたが、その前は1999年のスティンガー(単勝1番人気12着)だった。つまり今年も実現すれば3頭目。珍しいと言えば珍しい訳だが、それよりも珍しい出来事は、換言すれば「きさらぎ賞1着馬」ルージュバックの「桜花賞」出走だが、この馬には芝1600M戦出走歴を所持しない。桜花賞馬に関しては、ワンダーパヒュームの例もあるが、これが(優)を持たない単勝1番人気馬になるなら(市)アドマイヤグルーヴが持ちだされ、スティルインラブの役回りが必要になって来るのか?もう1頭の3戦3勝馬キャットコインにも出番があるのか?
 まぁ、予測値は予測値以上でも以下でも無いから、この辺にするとして、ここでは、キーホースは挙げずに、1枠01番配置馬に要注目したい。