第74回皐月賞 確定戦歴配置雑感 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

  理工系かどうかは知らないが、その手合いが文科系の華である「法律」を語ると、どうしても稚拙な誤釈が濫発されて笑えるが、そこに根拠の欠片も無い妙な自信が見え隠れすると、滑稽を超えて腹立たしい限りだ。他人を騙すなら、騙すなりの技術が必要で騙すつもりが無かったという故意だか悪意だかの観念は無用である。
 さて、ここでも大方の予想通り「川田」が「8枠」に配置されたが、それが「弥生賞馬」であるから、個人的には非常に特異な配列に見える。そもそも、昨年の2着ゲートに「フラワーカップ」が居座る光景が、特異性の元凶であるから、枝葉をとやかく凝視する必要は感じない。片岡にしてみれば、同じ「第74回」のカウンターを指していても、「60周年」が副題された当該番組は、特異なのだろうから何でもありだ。
 ご存知の通り、昨年「桜花賞」が発信した07番→14番という倍返しな馬単フォーカスを、「皐月賞」は何の変化も加えらずに受け取った。
 2012年は、枠連5-7が、送受信された。2011年は、1着馬番と2着馬番のクリアランスを「7」で共有していた。とにかく3歳重賞2勝馬を繰り出した「桜花賞」が何を発信するのかしないのかの見極めは重要なのは言うまでもなく「記念」を名乗る「皐月賞」では、「中山朝日杯」が幕を引く事に拘る必要は無い訳だ。