「ニューイヤーステークス」は今年も堅いのか? | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 施行時期限定戦を織り込む「競走名」を名乗り、昨年、単勝1番人気のセン馬を1着起用した当該「ニューイヤーS(以下NYS)」は過去10年、特に賞金別定戦化した2008年以降を踏襲して今年も人気馬ばかりで馬券を組むのだろうか。何せ、データは「単勝1~3番人気馬」の複勝率が総じて5割を誇っているのだから(笑)。
 今年も「北村宏司」が出走するから、その可能性が高いと見るムキもあるだろうから、蓋を開ければ「ラ行」の馬と「カ行」の馬の組合せでトリオ構築が完成して、「大的中!」という自慢が濫発するかもしれぬが、朝日杯3着馬2頭、5着馬2頭、ダート馬2頭など気になるキャラクタが多数、轡を並べる点が気になる。
 ・・・と言い放ったものの、想定した当該「NYS」のキーホースも「カ行」の人気馬になるかもしれない2枠04番コスモソーンパークであるから偉そうな事は言えないが・・・・現物起用とは限るまい。