「京成杯」のキーホースは、常に「5枠」に配当される。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「WIN5」対象競走となろうがなるまいが、その2、3着馬の起用性には、何ら影響しない事は、片岡勁太をはじめとする粗大ゴミ、タブー論者以外には、かなり浸透して来たようで喜ばしい限りだが、それと同様に、今週より伴走することになる「1回中京競馬」が、「8日開催」であろうが「4日開催」であろうが、「1回中山競馬」には、どうでもいい事である。
 昨年、第5競走以降を「翌週月曜続行」という特殊なイレギュラーを起した競馬番組だが、そこで2着加算したものの「皐月賞」出走が叶わなかったアクションスターは、新年早々の「(3→5)寿ステークス」で1年振りの加算歴を刻んだのは、タブー馬だからでも、調教師が「年男」だからでもない。さて、クラシックトライアルまでの「3歳重賞」に於けるキーホースは、戦歴によって選定されるのではなく、配置枠によって決まる。よって、今年のキーホースは「5枠」のアグネスドリーム、マイネグレヴィルの2頭となる。2頭のどちらかという曖昧なものではなく、2頭共に、機能性も持つ訳だ。ちなみに、「シンザン記念」は「1枠」であったから該当馬はウインフルブルーム1頭だった。だが、「シンザン記念」で「1枠」が連対枠として機能すると「京成杯」で「5枠」が連対枠として機能するという単純な連動などは、過去の事実ではあるが、採るべきほどのレベルには到達していない。