秋天馬、そして春天馬が決定する。

　今年の春天は「明け４歳世代」つまり「３冠馬」を出した世代が敗退し、昨年、明け４歳で春天制覇のミッションをクリアした世代が「連覇」した。一部では、「凱旋門賞」までコントロールされているような意味不明が展開も為されているが、戦歴を解するということは、オルフェーヴルが「凱旋門賞」に参戦することによって「秋天」出走の義務を免除された理由を検索することであり、「ジャパンカップ」での位置づけを推計する事である。
　３歳馬が「菊花賞」に出走すれば、「秋天」への出走は「連闘」というウルトラCを使えば可能だとする方もいるが、それを、競馬番組は認めていない事実認識が欠落している訳だ。

津波来し時の「岸」辺は如何なりしと見下ろす海は青く静まる