とにかく「過去10年で単勝1番人気馬が1勝しかしていない荒れるレース」というのが、世間の「春天の認識」であり「非常識」である。

(2枠04番は単勝1番人気馬の配置予測値)
どちらにしても、それがG1競走であっても、新馬戦であっても、単勝1番人気馬の勝率は3割そこそこでボックス圏内を行ったり来たりするようにオペレートされているのだから過去10年を参考にするなら、それ以前の過去10年と比較しながら観察するのが正道であるし平均変化率を考慮しなければ、そのベクトルは導出できない。
だから、「福島牝馬S」でオールザットジャズがメイショウオスカル以来7年振りに「中山牝馬S2着馬」として勝つし「阪神大賞典」で単勝1番人気馬が5連勝していてもマイソールサウンドが勝つし、オルフェーヴルは負けて強しのクソ評価は別に、2着に甘んずるのである(以下省略)