【W1】アハルテケS | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

2009年「2回東京6日目(NHKマイルカップ施行日)」に新設された際は「芝14」の準OP特別であったが、従前の番組編成を継承して「3回東京1日目」にも同カテハンデ戦の「フリーウェイS」が存在して「アハルテケS」の3着馬を1着同枠の3着馬として受け入れることで、準OP型のオペレーションが適用される事を宣言したものの、翌年、「フリーウェイS」が「東京クラウンプレミアム」に引き継がれ、当該番組は【ダ16】のハンデ戦、つまり2009年に新設されていた「横浜S」の機能継承する。さらに当年、「きずなS」へと競走名を変更して支援競走のシリーズに組み込まれて先週施行され、去年の当該1着ゲートである5枠10番を受け取った。
 そして、今年の当該戦は準オープンのOP特別化、つまり格上新設戦としてWIN5に(混合)のまま組織されることになった。
 東京競馬番組編成の歴史の中で「第10競走」で施行される「古馬OP特別」というカテゴリーで施行された経験を所持するレースは限定される。「4歳上」に絞り込むと先週施行された「(国際)メトロポリタンS(皐月賞併催)」が直近サンプルだが、今年の「アハルタケS」は昨年までの「オアシスS」の流れを組んだ賞金別定戦の新設とみるのが妥当だろう。

 併せて「メイン競走<準メイン競走」という「賞金不均衡」に関わるオペレーションが影の存在が確認出来る。
 
リゲイン総研(本部ログ)-W1アハルテケS