阪神代替となった「スプリングS1着馬」を皐月賞馬とした今年の「皐月賞」は馬券対象構造としては、昨年の「皐月賞」を踏襲した事を、受けて既に決定している今年の「ダービー馬」を探る必要がある。その為には、やはり、2001年クラシック空間を、違った角度から俯瞰する必要がある。
昨年のヴィクトワールピサは「東京優駿」への出走を許されたが、今年のオルフェーヴルはどうだろうか?
「同じだった」というのは「再現性」だとか「競馬は同じ事を繰り返す」という勘違いとは全く異なるレベルの話である。今年の出走構成に於いて、この要件を満足する為には、この3頭以外には不可能という、ギャンブル性を無視した決着構造である点が昨年の「皐月賞」と全く異なる点である。


