今では、2歳のセン馬というキャラクタも珍しく無いが、3歳春季重賞を連勝するキャラクタとなると、性別に区別なく珍しい存在となる。
アラシだって、助演男優(男優か?女優か?w)級でしか無かった。
そうなると、結局、外国産馬のクラシックへの出走制限緩和の前夜の2000年春季競馬番組に出現した(外)シルヴァコックピットが「きさらぎ賞」から「毎日杯」を連勝した記憶が甦るが、同馬は、その後、年末まで長い休養を余儀なくされたが、レッドデイヴィスは、その気になれば「青葉賞」でも「京都新聞杯」でもクラシックトライアルや、ステップ競走に首を突っ込む事が許される。
ならレッドデイヴィスは「弥生賞」に、なぜ出走しなかったのか?を考える事も必要かもしれないが、やはり、これら事象が我々に示唆するのはマル外開放の延長線上にカク外開放のクラシックが存在するということになるのだろう。
別段、アラシとの馬名文字数の共有に拘っている訳では無いが、昨年の「シンザン記念」1着馬で先般「阪急杯2着馬」として「宮記念」には出走しなかったガルボの戦歴対比性も気にしておく必要があるかもしれない。
同馬は間接的ではあるにせよ「シンザン記念」から直行した「皐月賞」で*2着同枠、「NHKマイルカップ」で*1着同枠、「マイルCS」でも*1着同枠という戦歴を刻んで、今年はG3競走で連続2着2回。「安田記念」を目標にしているのだろうか。 ならば、ガルボとの交戦(出逢い性?)は、化学変化を生ずることになる。(2011年03月28日記)