第20回アーリントンカップ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 13頭となる3歳重賞の関わるオペレーションに関しては過去に何度か書いたが、この「アーリントンカップ」の13頭立戦となると、当然、出て来るであろう、2002年のタニノギムレットになるだろう。

 前年の(市)ダンツフレームが事もあろうに当該番組から「皐月賞」へ直行して2着し、さらに「東京優駿」で2着し「菊花賞」では2着馬マイネルデスポットと同枠となったのは引退を撤回して[地]となった事と共に我々の世界では有名な話である。
 そして、父タニノギムレットと同じ、13頭立6枠09番を配当されたラトルスネークは、その産駒として初めて出走するキャラクターだが、父の「アーリントンカップ」の単発性を十分理解していないと、大きな決着誤差に苛まれることになる。


リゲイン総研(本部ログ)-2011アーリントンC


リゲイン総研(本部ログ)-2002アーリントンC