Wham Bam Thank Ya Ma'am! -232ページ目

まだ濡れとる 90

朝まで店にいて朝帰って朝寝たのに店に朝方来た奴に昼起こされた

ばかたれが何回も電話してきて気付かなかったら直接来やがった

奴の目的は浮世離れした団地プール しょうがないから行ったけどね


マンションの住人は慣れてるけれどもこのマンモスマンションは

普通の人にも通り道になってて、ブーメランみたいな水着一丁で

うろうろしてるとぎょっとされたりするやね


まぁあちこちからモズクみたいなのがはみだした中年男の半裸

だからそれも無理もないが そんなのがいっぱいいたりする いないかな

ひとしきり水に浸かったらあとは昼寝だ あがってビール 幸せ


気楽な個人商店はそーゆーとこがいいね 稼ぎは水物だけどさ

そんなこんなで今日も濡れ線で


九十


見せばやな雄島のあまの袖だにも濡れにぞ濡れし色はかはらず


殷富門院大輔


見せたいものだわあなたに せつなく恋焦がれて流す涙で

色まで変わったこの袖を

あの松島の雄島の海人の袖でさえ、濡れに濡れてるのに

あたしの袖みたいに、色まで変わることなんてないのに


なんか変な物質でも分泌してんだろな、怨念の涙が

どんな色やねん、それは

波と海風にさらされてる漁師の袖も、色変わりそうだけどね

なんか解釈によっては流す血の涙で紅色に袖の色が変わった

みたいなのがあるけれど、それはちっと別の寒い話になりそうなのでパスしよ

ホントにそうらしいけど絵が怖くなりそだもんな

まぁ怖い女の恨み言ってとこで


酒飲みながら書くとだめだな 走っちゃいそうになるな内容が

なんか濡れるやつはこれで終わりかな もひとつぐらいありそだな

まぁあくまでも濡れんのは袖ってことで 他んとこでも面白そうだけど


昨夜聴いていたのはビージーズのライブ盤 「ONE NIGHT ONLY」1998年だ

もう生は聴けないね 去年だっけ 真ん中のお兄ちゃん?亡くなったのは 合掌

バリー・ギブが真ん中だっけ いい声だやね「TO LOVE SOMEBODY」とかさ

38年前の曲だよ 「小さな恋のメロディ」でやってたんだっけ も一回聴こうっと









濡れっぱなし 92

地震長かったな 今回わかんなかった

なんか野球選手が「ジュ・ヌ・セ・パ」と言ってる夢見てた

フランス語で「知らない」


なんかアメリカ人がパリ見物に出かけてモンパルナス歩いてたら

豪華な結婚式にでくわしたと そんで立って見てるパリジャンに

「誰が結婚したんですか?」と訊くと「ジュ・ヌ・セ・パ」(知らない)って

へぇー と思って次の日モンマルトルの丘を散歩してたら葬式に出会った

そばにいた人に「どなたがお亡くなりで?」と訊くと「ジュ・ヌ・セ・パ」という返事

そしたらそのアメリカ人「お気の毒に 昨日結婚してもう死んじゃうなんて・・・」

だってさ


てなおとぼけアメリカ人ジョークがあってその言葉が頭のすみにあったのだけれど

なんか松井にホームラン打たれたプエルトリカンっぽい髭のピッチャーが

ホームに帰ってきた松井に「ジュ・ヌ・セ・パ」って言ってた なんなんだろ

その時はなんか意味があって納得してたのに忘れちゃった

そしたら地震 すごかったね 時間が長かった

昨日店に、仙台から来て今日仙台に帰る奴来てたけどどうしたろ 無事かしら


今朝はよたって音楽もかけずに店で寝ちったな 起きたら雨でダブルパンチ

びしょびしょになって家にたどり着きました


九十二


わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし


二条院讃岐



あたしの袖は潮が引いてる時でも見えない海の中の

沖のほうの石みたいに、人も知らないけれどあの人思う

恋の涙で乾くひまもないのよ 濡れっぱなし


当たり前なんだけどね、海ん中にあるわけだから

誰も知らなくて乾く間もない沖の石が誰も知らない

乾く間もないほど涙にくれてる私の袖みたいだわってな感じ

鼻水もついてそうだな 袖 かなりびしょびしょ ばばっちぃ


昨日も早くから店行ったけど今日も18時にはいかなきゃならん

雨降るのかな、もう濡れたくないな からっと晴れてんのがいいね







そよそよ 58

不思議なもので毎日こんなもん書いてると

今まで気が付かなかったちもきの上がり下がりを実感したりする

まったく止まっちまうもんな 思考が 別な方向に走り出す


なんとかうっちゃってたんだろな、これまでは

左隣の広告の、鬱気味のあなたに朗報・・なんぞに苦笑い


修正するべく音楽聴いて早く帰って早く寝て、だ

昨日いたお客さん、すんません つまんないっぽい店で


まんまと早起き、ゆっくり新聞に目を通し、正午きっかりから

浮世離れした団地プールへ 泳ぐのもそこそこにプールサイドで昼寝だな

ごめんな、走ってる佐川のにいちゃん、台車押してるヤマトのおっさん、てな感じ

復活


ぼーっと真夏の太陽浴びながら、今日は8月15日、60年前の今日のこと

考えたりしてたな 「耐へ難きを耐え、忍び難きを忍び・・・」なんちゅう

生き神様の玉音をラジオで聞いてたなぜか学校の校庭に集まってる子供たち

泣いて崩れるこわもての竹刀持った先生

このことをなんの本だか漫画だか映画だかで知ったか忘れたけれども

終戦の日の玉音放送のイメージはそんなだな、「はだしのげん」かな

考えさせられるやね、ファシズムの虚構の脆さと危うさをさ

完成されたそれもあんのかね、どっかには 全体主義 規模によるな

こんなこと書いてたら憲兵にもってかれちゃうな、それこそ


まっ60年は日本は戦争しなかったね 世界のそこらじゅうじゃあ

毎日訳わからず惨い思いする人が絶えないけれども

日本が出来たから地球もできないかねぇ 人間がいる限り無理か

そうなると次は異星人の侵略との戦いか?

でもエイリアンには、戦うなんつう概念無いかもしんないな


随分すっとんだけれども、まだ生きてるその時代の人から受け継いだものを

次に渡していかなきゃならんねっ、てなことをあらためて考えた日

みんなそうだといいな 世界中 


五十八



有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする


大弐三位


有馬山の猪名の笹原に風が吹き渡ると、そよそよと

音を立てて揺らぐ笹の葉 そうそれなのよ あんたは私の

気持ちが揺らぎそうなんて言うけれども それはあんたじゃないの?

なんで私があんたを忘れるのよ、ありえないわ、忘れない


詞書「離れ離れ(かれがれ)なる男の、おぼつかなくなど

言ひたるに詠める」

疎遠になった男がおまえ、なんか恨みごと言うけど

おまえが心変わりしてないか不安だぜ とか言うのでってこと


で、風で笹がそよそよ そーよそれよ

「忘れ」、「やは」 って前にもあったな

どーして忘れるのよ、絶対忘れないわってな感じ

でもなんかそんなにせっぱ詰まってってわけでもなさそうで

きれいな感じにまとまってるやね 紫式部の娘らしい


昨日の曲はクインシーの「If I Ever Lose This Heaven」

多分「Body Heat」というアルバムにはいってんのかな

バックコーラスに若き日のアル・ジャロウとかね

何かが湧き上がってくるようなぞくぞくするデュエット曲

今日も聴くべ





本日、絶句

眼閉づれど心にうかぶ何もなし さびしくもまた眼をあけるかな


ごめん

Blowin’In The Wind 96

山下達郎もこんな題名の歌うたってたな

でも今聴いてるのはボブ・ディラン 昔、金妻の主題曲になってたな

もったいない どろどろした内容とはかけはなれてらぁ


今年だか去年だか「Like A Rolling Stone」が

アメリカでだっけ?最も偉大な曲とやらのナンバーワンになってたっけ

アエラロックという雑誌で「ボブ・ディランがリスペクトされる訳」とかいう

おかしな日本語のタイトルの記事があったな

今でもばりばり現役だしね ボブ・ディランはすごいやね

自伝が出たんだ、そうそう買って読みたいな 生きた伝説のような人物だもんね


昨日の店はこのブログのコメントの予告どうりの人物がやってきてスタート

ちらりほらりと他に人もきて、あまりこまないいつもの金曜日

金曜日の妻は一人もいなかったな


九十六


花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり


入道前太政大臣


花を誘って、春の嵐が雪が降ったみたいに、庭一面を花びらで真っ白に

してるけれども、降りゆくのは雪でも花びらでもなくて

古りゆく俺自身なんだな、これが


花は桜、嵐は大風 まぁ桜吹雪だな

富も権力も手にした作者だからこそ老いに対する恐怖?

悲しみ?は人よりも強かったんじゃないかね

かっこよく歌にしちゃってるけど、相当こたえてそうだな

権勢ではどうにもならん年とって衰えてくってことが

まぁしょうがないけどね


今朝また店で寝ちまって起きて聴いてたのはやっぱりボブ・ディラン

人はいくつの道を歩かなきゃいけねぇんだろう、「man」になれる前にさ

てな感じかな で始まる曲 その答えはさ、おめぇ、風の中に舞ってら

だってさ すべては風の中

約束 42

今流れている曲はニルソンの「Without You」

君がいなきゃ生きてけないよーっていうめめしい歌だな

オリジナルかと思ってたら、バッドフィンガーとやらが元だそうで、最近知った


昨日の店はご近所ファミリーで賑わってたな

2世代にわたって店で遊んでくれてる二家族で

ピーター・ポール&マリー、ママス&パパス、ボブ・ディラン、

スティービー・ワンダー、ジェームス・ブラウンなどの曲かけてたんだけど

それらをリアルタイムで若い頃楽しんでたって いいな、その世代


あれかけてもこれかけても、バンドでやってたとかその時代のエピソードとともに

懐かしいを連発して歌ってくれて、店の売りは音楽だとか思い込んでるのを

ちゃんと再認識させてくれたやね ちもきよかった


夜も更けて人もひいた後はクインシーの最近女の子がもってきたベスト盤

やけっぱちで終電逃した女の子とこれまたご近所の女の子といい時間まで

ってな感じ


最後に聴いたのはヤング・ラスカラズ「Groovin’」、最高!


四十二


契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは


清原 元輔


愛を誓ったよね、お互いに何度も涙で濡れた袖を絞りながら

あの末の松山を決して波が越すことがないみたいに、ぼくらの間に

どんなことがあっても心変わりなんてないってさ


心変わりした女にソフトに恨み言、末の松山は陸奥の歌枕

(和歌とかのネタになる名所とかのことかな)

そこは波が越すことがないからそれみたいに

当然のようになにかがありえないってな時に使う

なんかベタなかんじ

誰かのナニを代作したらしく、だからこんなにベタなんだな

真顔でこれは気持ち悪い気がするやね

何かが変わんないみたいに、約束破らないって言ったくせに とかだ

まぁ情けないっぽいふられ男歌でした


なんか最近天気悪いね 今朝も帰りちっと降られたし

どピーカンになんないかな プール行こっかな

おっ、またグルーヴィンきたよ いい曲だね気持ちよい

おしまい




ばればれ 41

こないだ母親の家の庭の、生ゴミの穴から生えてきたかぼちゃが

今日になっててんぷらになってテーブルの上にのってたな

まるで忍者みたいに食い物をおいてくよ、いつも しばらく会ってないもんね


こないだの野菜はほぼ予定どうりに調理され胃袋におさまったっす

んまかったね


昨日の店はといえばいつもどうりかな、最近浮いた話が多くてね

いつも一人で来る男が女の子連れてくるね、相次いで いいこっちゃ

店のお客さん同士の男女がどうにかなるというケースが稀だな、そういえば

結婚しちゃった奴とかもいるんだけどね


わかんないんだよね、鈍くてそういうの まぁそんな風に来てる奴少ないし

ないこた無いんだけどだいたい淋しい結果になってるな、どっちかこなくなるとかね

かんべんしろよ、色男ってな感じ

でもあんまり素っ頓狂な女の子じゃなけりゃ守られてるな、店に

惚れっぽくて大騒ぎしてダメでずっときたりずっと来なかったり とかだ

男は男で女の子いないの?とか言ってる奴に限って女いても

話しかけらんなかったりするしね


単純に、みんな店が好きで来てくれてると思い込んでるけどね

男と女しかいないから、いろいろあるだろう まいっか


四十一


恋すてふ我が名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか


壬生 忠見


恋をしてるっていう俺の噂が早くも巷でたってるらしい

誰にも知られないようにこっそりおまえのこと

思いはじめたばっかりなのに とほほ


似てるやつあったよね、「忍ぶれど・・」この二つは歌合(うたあわせ)で

対決して「恋すてふ・・」が負けてるんだよね 個人的にも忍ぶれどのほうが好きかな

でもその後でじわじわ評価は高まったらしい

まぁ忍んだり、人知れずこそ思い初めたりするのはやっぱり苦手だけど

コメントしずらいな これでおしまい


ほんとはドーンの「knock three times」が頭をこだましていたのだけれど(なんでじゃ)

朝になって聴いていたのはカーティス・メイフィールドの「new world order」

事故での半植物状態から奇跡的な復活を遂げた後の最初のアルバムなんだけど

数年後に亡くなってるんだよね 残念 合掌

この人について書き始めると、本編より長くなっちゃうので

今回は割愛させて頂きます あしからず



うわの空 51

昨日の朝はいろんなことがあって、べろべろで店で寝て

夢見てるみたいな起き方したので 一日中頭の中がぼよ~んとしてたな

何してたか覚えとらんな 何してたっけ


今朝酔っ払って寝て起きてやっと戻って来た感じ

それでも店は人がいっぱいきてたな すんませんみなさん、ぼーっとしてて


一人になってボーっと聴いていたのはRCの「うわの空」

レイジーなメロディと声で、聴いてるほうまでぐにゃっとなっちまうな

君は空を飛んで陽気な場所をみつけてそこで結婚すればいい

誰かいい人みつけてそこで結婚すればいい 君はそらを飛ぶのが大好きなんだ

てな歌詞なんだけどね 女の子はみんな空飛んでるかんじだよな


五十一



かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを



藤原実方朝臣


こんなにまでおまえに惚れてるってことさえ言えようか、いやだめだ

まして伊吹山のさしも草じゃないけれど、それほどまでとは

おまえはわかんねぇだろう、この俺の燃える思いがどんなか


そりゃわかんねぇやな、言わなきゃ知らねぇだろうって、

詠んで伝えてるんだから知ってんのか

詞書に「女に初めて遣わしける」とあるから

顔も見たこと無い女へのアプローチなんだよな、求婚?

の第一段階、難儀なかんじだよね

でもなんか技巧をこらしてる感じ?それが口説きの

テクニックだったりすんだよね いよいよわかんねぇな


いぶきは「言ふ」と伊吹山の掛詞、

えやは言ふは、「え」と「やは」で言うことでできる?できない

さしも草はよもぎ、いぶきのさしも草はさしもの序詞(前フリ?)

みたいな感じで燃ゆるの縁語 手が込んでるやね さっぱりわからん?


で、うわの空の女どもにアピールするのだ

テクニックを駆使してね でも他のテクニックにしよかな なんかあったっけ




浮き沈み

昨日はお客さんいっぱい

ダーター、常連さん、友達、一見さん、ご近所さん

しかし考えることがぐちゃぐちゃあって頭をもってけないので

百人一首はお休みで ごめんなさい


つくづくと手をながめつつおもひ出でぬキスが上手な女なりしが

喪失感 53 

奇跡的に25時に誰もいなくなり、すわこそ、と店を閉め

最近ではあり得なかった時間に布団に入り早起きして免許書き換え行って来たりした


はじめてバイクでいったけど近いね二俣川 10分ちょいぐらいだった

距離にして11キロちょっとだったし ずっとそうしてりゃよかったぜ


もう何回目だかわからんが手続きも昔より簡素化されてて早かった

しかし違反運転者の退屈な講習だけはおんなじだったな

次まで捕まんなきゃゴールドだね 気をつけよ


早く店閉めたにもかかわらずこれだけはやめらんない

最後に聴いてた曲はベン・ハーパー「Welcom to the cruel world」から

「Walk Away」

Oh noまた日が昇るぜ それはおまえがいない別の日ががまたきたってことさ

てな感じではじまるこの歌は若い頃になりきって聴いてたな


ベン・ハーパーはデビュー当時だな、もう新しい音楽はいらないなんぞと

愚かなことを思ってた頃すごい質と量で入り込んできた

新譜がレコードじゃなくなって初めて買ったCDじゃなかったかな?

それをジャケ買いした友達がいて、そいつとライブにいったな もちろん初来日

まだメジャーでなく狭いホールでつまんねえケブ・モーとかいうギタリストと

ジョイントで、そいつがあまりにもつまらないのでもう帰ろうかとか言ってたらでてきた


すごかったね 粗削りで若いかんじだったけどCDの100倍感じた 何かを

ちょうど阪神淡路大震災の直後だったんだよな

最後に「俺は神戸に今から行って被災者に直接金を渡してくる

賛同する奴はたのむよ」ってギターケース広げたんだよね

その頃ビンボーだったけど5000円札丸めて投げといた

みんなぽけらんとしてたけど誰かが説明して集まってたな


その何年か後また行くんだよね、ライブに

その時はもうメジャーなかんじで新宿かどっかのでかいコンサートホールで

残念だったけどもうあんな風には感じなかったんだよな、よくあることだけど

今でも新しいの出たら買ってるけどね なんかあるんだな、その時って感じが


「Walk Away」をなりきりひたって聴いてたのは26ぐらいの時かな

その頃ライブに一緒に行った奴が長い事インドネシアあたりを放浪してて

いなかったんだよな 別にホモだちなわけじゃないよ

その頃自分は髭剃って、髪切ってへんなかっこして退屈な仕事してたんだよね

羨ましかったんだな そいつが、自分もどっか行っちまいたかった

そいつがいなくてホントに毎日つまんなかったんだよね

まぁそのうちに、ツマンナイ奴の結婚式とかを一月ぶりに日本にかけた電話で聞いて

出席する為に3日もかけて帰ってきたのに欠席して二次会にきたとこで

「おまえ、バカじゃねーの?」とか言われて帰ろうとしてたけど


五十三


嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る


右大将道綱母


来ないことを嘆きながら一人で寝る夜 その夜が明けるまでの時間が

どんだけ長いかあんたにわかる?わかんないわよね


まえふりはこんな色っぽい話じゃないよ

しかし明けるまで待ってちゃそりゃ長いわ 最近すぐ夜は明けるけどね

お客さん誰かいりゃ朝はすぐだけど、人いなくなって何時まで開けとかなきゃ、は長い

間がもたねーな わかりやすい つれない男への恨み言でした

喪失感は時間を長くするね


まぁ放浪してた、「奴」も今じゃ所帯持ってあくせく働いてっかな

あの頃楽しかったな 今も楽しいけど

でもわかんないぜ おじさんたちゃちっとも枯れちゃいないからね