こんにちは。
観てきました、竜とそばかすの姫。昨日公開したばかりの細田守監督作品。
前作、未来のミライ、は。。うーん・・ぜんぜん面白くなかったなぁ~と劇場を出たものですから・・・あまり大きな期待はせず。
でも、時をかける少女もサマーウォーズも素晴らしく面白かったし、バケモノの子も良かったから、ちょっと期待。
さて、どっちに転ぶか!!?
とりあえず、48時間限定で公開された冒頭シーンにあったように、こちらの主題歌が冒頭からドーン!!と観客を引き付けるのだけど、私も例にもれず引き寄せられて思わず期待値が上がる。
作ったのは常田大希さん(KingGnuとかmillenniumparadeの)で、歌うのは中村佳穂さん。
音楽も、歌声も、アニメーションも素晴らしかった!!!
これは声を大にして言いたい。
…しかしながら、ですよ。
これ、ゲームとか、仮想世界での遊びとかをよくやってる人には、内容というかその意味を瞬時に理解できて心に刺さるのかなぁ。。??
ゲームをやらない私の感想はまずこう。
「仮想世界の価値がわからん」
すません。。。。。
主人公の鈴(すず)ちゃん、もともとは明るい子だったのに、とあることをきっかけに、心を内に籠らせてしまう。。大好きだった(であろう)歌も歌えなくなってしまう。。
その鈴ちゃんが、輝ける場所として親友のヒロちゃんがおぜん立てして「U(ユー)」という仮想世界へ招待してくれた。
Uでは、それぞれの人のアバター(アプリとリンクさせるとその人を読み取って自動,生成されるらしい)が、現実世界ではできなかったこと、できないことができるらしい(隠れている能力を引き出してくれるらしい)。
のだけど、私にはその「価値」と「しくみ」がいまいち理解できませんでした。
きっと、一つ一つ、これはこう、という説明が入ればわかりやすいのだと思うけど、いろいろな要素を詰め込んで詰め込んで、端折って端折って、、、で、漠然としかとらえられないような感じがした。
間間に、細かくエピソードを入れたら、この時間内じゃとてもとてもおさまらなかったのだろうな。特に、人間関係、かな。幼馴染との関係とか、とても不自然な感じがしてしまったので、飛ばさずに知りたかったところ。
それと。。
細かいことを言えば、
〇〇→〇〇 え、、無理でしょう、どうやったらそうなる???
っていうのがそのまま、まかり通っているように感じてしまったり。いろいろと。
気にならない人には気にならないのでしょう。
映像美に圧倒されて、気にしないで、芸術作品として観れば良いし。
どうも私は、意味付けとか、理論的に合ってるか、とか矛盾していないかが気になってしまって、途中途中引っ掛かって入り込めない映画がたびたびある。そんなこと考えずに楽しめればいいのにね??
観て良かったとは思います。
入り口でステッカーをもらいました。
主人公鈴のアバター、Belle(ベル)は、ディズニーのキャラクターデザインをされているジン・キムさんのデザインだそうで、ベルだけディズニーだった。
そういう、毛色の違うアニメを混ぜ込むというのは、スパイダーバース(スパイダーマン)で、初めて(たぶん)見て受け入れられるものだな、と思った記憶があるのだけど、竜とそばかすの姫でも違和感は感じなかった。
声は、中村佳穂さんもイクラちゃんもすごく良かった!
5人のおばちゃんたちも良かったなぁ~。森山良子さんとか清水みっちゃんとか。。
もっとあーだこーだ言いたいことは多々ありますが、ネタバレになっちゃうので、抑えて抑えてこんな感じです。
今日は、一人で観に行くつもりで早々にチケットを取っていたのだけど、チケットを取った直後に、娘も行くというので、必然的に朝イチの回(しか娘は選べず)、娘と一緒に行ってきたんです。
映画を見に行くときは、遅くても20分前には到着してゆったり待つ私と違って、娘は予告が始まってから来ました。
エンドロールのあと、娘に「星いくつだった?」と聞くと
「音楽は星5つだけど、ストーリーは2」
うん。厳しいね、でもなんかわかる。私は、2、、、とまでは言わないけども。
感想はほぼお互い同意、っていう感じでした。
娘の買い物に付き合い、ごはんを食べて解散しました。
ではではまた