こんにちは。
昨日は、お昼すぎに娘が来て、そこから約10時間、機関銃のように話をして帰っていきました。
あぁ。。。私のよく知っている娘です。
とうとう可愛い娘が帰ってきました。
彼女が小学生の時、毎日毎日毎日学校から帰宅すると、あったことを隅々まで話してくれて、本当に楽しかった。
話をするのがとても上手なんですよ。うまい順番で無駄なく隅々まで聞かせてくれるので、面白いし情景がそのまま目に浮かぶんです。
小学校の高学年では、非常に特殊な教育の仕方で、親からみても「え?」って思うような感じだったのですが、リーダー格として先生(特殊な教育をする)から頼られていた娘はとても大変そうだなぁなんて同情しながらも、傍観していました。
「今思えば、小学生だったから耐えられた」
「学校に行きたくないとは別に思わなかったし、あれでかなり成長して自分の糧となった」というような頼もしい話もしていた。
それは偉いねぇ。。前向きで好きだわ。
反抗期が中2から20歳前後まで・・・7年?
ほんとに長かったなぁ。
21歳まで反抗期だったという関取花ちゃんの実際のエピソードに励まされながら、あきらめずにここまで来てよかったぁ。。。心底。
なかなか心にガツンと来る反抗期だったけど、終わりがあってマジ良かったわ。
初めての体験だと、終わりがあることなんて想像できなかったから。
今、悩んでいる人がいたら励ましてあげたい。大丈夫ですよ!って。
娘はその話もしてくれて。
あの時はこうでこうでこうで、っていう色々を。
思春期ってそういうもんなんだと思うけど、当時、自分が全部悪いってわかってるのにどうしようもなかったんだって。
ひとつびっくりしたエピソードを話してくれたのだけど、今更ながらほんとに驚いた。
高校2年(3年かな?)の時、部活を辞めて学校へ行く目的も楽しみも感じられずどうしようもなく病んでいたころ、学校でバスの定期代を盗まれた。2万円とかそのくらい。
県立高校だし、そういうことは日々あちこちで起こっていたみたいで、大した事件とは取りあげられないし、もちろん犯人探しなどもなく。
そのころ娘の私への態度はといえば、行ってきます、ただいま、さえもなく、こちらが話しかけてもすべてガン無視。帰宅してすぐに自室のドアを怖いくらいの音を立ててバン!と閉めて籠る毎日。
そんななか、「バスの定期代ちょうだい」と言われて渡した2万円。
私の心の中としては、こちらが話しかけることに対して返事もしないくせに、「定期代ちょうだい」というようなことだけ一方的に言ってくるのは非常にムカついたのだけど、学校に行かせる親の義務として(厳密には義務教育じゃないから行かせなくたっていいんだけど、やっぱり将来を思えば高校を卒業してほしくて)、心を押し殺して渡していたわけです。
で、そんな2万円が盗まれてしまった。
当時、娘がそんなようなことをチラッと言っていたような気もするのだけど、、あらあら大変じゃぁもう一度あげるわ!なんてことにはなるわけもなく。
私にはどうしても譲れない筋というものがあって、何か要求してくるならそれなりの説明と態度が必要だ、ってことを娘にもたびたび言っていた。
ひどい態度で、大した説明もなく金よこせって言われても渡せないよって。
昨日娘がその時のことを話してくれた。
「お母さんにはお金のことは相談したくなかった、自分が悪い態度なのも知ってたし、そんな態度で金よこせだけ言ってもお母さんがムカつくのわかってたから」
で、娘の出した答えは、駅から学校まで歩く。でした。
えぇぇぇ!!ほんとにびっくりした。
だって、駅から学校までバスで軽く20分・・・しかも、高台の住宅地などを通るから起伏が激しく坂の連続ですよ、、そんな道のりをなんと、毎日毎日1時間かけて歩いていたと。。
私にはそんなこと知る由もなく。
1時間目が体育の時、友達にラインして「先生にがんばって歩いてるけど間に合いそうにないって伝えて!」と頼み、遅刻して到着すると、散々歩いてきたからと準備体操は免除されたとか笑
そのうち娘が毎日歩いて通っていることは有名になったらしい。
ある日、大好きなミセスのライブのある日、時間がなかったから学校から駅まで走ったら25分で着いたのだそう。歩いて1時間の道ですよ?どんなスピードで走ったの。
こうして、娘は強くなっていきました。
「誕生日プレゼント」めちゃサラサラになるトリートメントもらってしまった。
ヘアケア、頑張る。
いろんな話を聞いて、収穫がいっぱいで、胸がいっぱい。
娘も米津ファンだから、その辺の話も合う。
ダイエット中だというし、カロリー低めの野菜果物中心ランチ。
「お母さんがごはんを毎日作ってくれてたありがたみがやっとわかった」なんて、言ってくれた。
レアチーズケーキ、作ってきてくれた。
よくよく聞いたら昨日遊びに来た彼氏に作ってあげたらしいのだけど笑まぁいい。
絶品でしたわ。。お世辞もひいき目も抜きにしても。これは売れそうだ。
計らずに適当に作った、というのが私の血を引いてる。
「自分の家よりお母さんの家の方が落ち着く~」と言って結構遅くまでゆっくりしてくれたのが嬉しかったな。
この、なんとも素敵な写真たちは娘の専門学校時代の友達が撮ってくれたものだそう。
専門の2年間は人生で一番楽しかったみたいだし、いい友達にも出会えて本当にあの学校を選んでよかった!と心の底から言っていた。それを聞いて私もとても嬉しい。
ではではまた