話題の韓国映画『パラサイト 半地下の家族』観てきました。 | 本日の空模様

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こんばんは。

一昨日観てきました映画のことを。

久しぶりの映画です。

前作は何を観たのだったかな、、?と思ったらなんとアナ雪2でした。

ずいぶん前のことのように感じます。

 

昨日観たのは「パラサイト 半地下の家族」です。

韓国映画で、原題は「寄生虫」だそうです。

 



カメ止め、メランコリック、ハッピーデスデー、スペシャルアクターズなど、ツイッターTLに頻繁に流れてきて目に付く映画を観ると大抵ハズレがないのですが、今回もその類で気になっていましたところ。。。

 

京都からはるばる(二子玉の夜イベントが主の目的で)日帰りで飛んできたおなじみのAちゃんが韓国通で、一緒に観よう!ということになり。ポン・ジュノ監督の作品はどうのこうのと教えてくれたのだけど、何しろ私は韓国映画を観るのは初めてで、ちんぷんかんぷん。。勉強しておくね~。

とりあえず予告動画を観て、フムフム、ネタバレ厳禁なのね、と確認し、それ以上の前情報なしに臨む。

 

 

あ、唯一、勉強しておいたのは、Aちゃんが教えてくれた、事前に知っておいた方がよい韓国では常識的なこと(映画にでてくるもので)

 

半地下とか台湾カステラとかジャージャーラーメンとか切り干し大根のにおいとか運転手食堂とか・・・映画に出てくる、例えば日本の映画(万引き家族)の中でそうめんに万能ねぎをぱっとかけて食べるニュアンスを外国人はつかみ取れないでしょっていうようなことを。

 

 

いわゆる格差社会を象徴する映画が最近いくつもありますが、これもその一つですね。
(万引き家族やジョーカーなど)
パラサイトでは、標高の低い土地のさらに低い半地下(家賃が最も安い)に住む全員失業中の貧乏家族と、高台に住むお金持ちの家族、その対照的な二つの家族に焦点が当てられています。

 

半地下の家族の長男が友人のつてで手に入れた仕事を縁に、あれやこれや計画を立てて実行します。

予告編にもあるからネタバレにはならないと思うので話しますが、その長男が手に入れた仕事というのが、もう一方の高台に住む家族の長女の家庭教師で。。

この二つの家族が交錯していくのです。

即席で韓国の事情を見たくらいでは、その実情に入り込むことはできず、問題となっている経済格差などがイメージしにくいというか、え、ほんとに?(トイレのある位置とか、窓のある位置とか、、カーテンしないの?とか、、家族全員でやってる内職とか・・・もっとマシな選択肢はない??家族全員まともに働いたらしっかり稼げそうだし…)ほんとにこのようなことが普通なのだろうか?万引き家族やジョーカーの方がまだイメージしやすかった。

が、実際こうなのだろう、という風にイメージしてストーリーに入り込む。

・・・にしても、意外な展開すぎた!

 

予想もしないことが起こるのだ。

たぶん、このあたりがカンヌ映画祭や一般の映画愛好者に評価されているんだろうな。

予想もできない出来事と、あと、高台と低地という、貧富の差の象徴と。

最初に貼り付けたこの映画のチラシ。。全員目が隠されているのだけど、その二つの家族が一緒に家族写真のように写っていて。

 

さらに、左下の方には横たわる人の足が写っているでしょう。

 

物語全体をよく表現しているなぁと思います。

とても良くできていたし面白かった。

二時間超だったけどあっという間に感じました。

 

でも、好みであるかと尋ねられたら…そうとも言えない。
 

私は、心温まる映画や、スッキリ爽快な映画が好きなんです。

パラサイトは、どちらかというと・・・真逆なイメージでした。
いや、スリリングで面白かったんですけどね!

それと、入り込めなかった理由のひとつなんですが・・なんというか、私にとってはスターウォーズ並みに異世界の話に感じました。
 

お金持ちの奥様役のチョ・ヨジョンさんがとても可愛かった。

金持ちというのは人を疑うことを知らないのか!??っていうくらい純真無垢な感じで。

 

 

 

次は、チャンスがあれば、ジョジョラビットを観たいです。


ではではまたパー