47.環境は人を変える | 中絶ケア・グリーフケアカウンセラー

中絶ケア・グリーフケアカウンセラー

グリーフとは深い悲しみという意味です。
私は自らが中期中絶を経験した事で、心と体に大きな傷を負いました。

私と同じような経験をしたお母さんたちの、拠り所になりたいと思っています。

こんにちは。

中絶ケア・グリーフケアカウンセラーの

清田留都子(るつこ)です。

 

 

私は、幼少期から本を読む事が大嫌いでした。

 

中学生の夏休みに

読書感想文を提出する宿題があったのですが

本をとにかく読みたくなかった私は

ある本を読み宿題を提出しました。

 

それは「100万回生きたねこ」

 

ご存知の方ならもう分かると思うのですが

 

そうです…

 

この本、絵本なのです!

(とてもとても素敵な絵本です♡

気になる方はこちらからどうぞ↓)

 

 

 

 

 

私の読書感想文に

先生はちゃんとコメントを書いて

返却してくれましたが

コメントの最後に

 

「でもこれは絵本です!!!!」

と書かれていました(笑

 

ビックリマークの多さに

優しさを感じました(笑

 

 

さて、そんな本嫌いな私でしたが

離婚をきっかけに、ある本に出会い

そこから本が大好きになりました。

 

今でも気になった本は

とりあえず購入し読んでいます。

 

今の夫と結婚してからも

それは変わらず、Amazonで本が届く度

夫からは「また買ったの?本好きだね」と言われるくらいです。

 

そんな夫も、前の私のように

本を読むと言う事が嫌いな人です。

 

 

 

先日、家族でショッピングモールに行って来たのですが

その時、通りかかった本屋の前で

夫が一冊の本を手に取りました。

 

「この本、気になるなぁ」

 

夫が手に取った一冊の本

それは夫の仕事に関係のある本でした。

 

私は内心びっくりしましたが

「買ってみたら?」と勧めてみました。

 

結局その日は購入しなかったのですが

翌日仕事に出た夫から

 

「昨日の本やっぱり買っててくれる?」

とLINEが来ました!

 

この夫とのやり取りで

やはり”環境は人を変える”のだと

私は確信しました。

 

 

 

私は本を読む事を

夫に強制した事は一度もありません。

 

けれど、私が仕事で長距離を移動する時に

「移動時間に読む本はこの本にしようかな」や

 

「本読むの楽しいよ」

「この作家さん凄いんだよ」

など、短く本に対しての気持ちを伝えていました。

 

私と結婚した事により夫は

 

「本がある環境」

「本を読んでいる人を見る環境」

「本を楽しいと言っている人がいる環境」

に身を置くことになりました。

 

 

今日のタイトルにもしていますが

 

「環境は人を変える」

 

貴女が中絶を選択した事について

どんな事を言っている人と一緒にいるのか

 

貴女が悲しんでいる事に対して

どんな言葉をかけてくれる人と一緒にいるのか

 

この”環境”というのはとても重要だと思うのです。

 

 

私が今日お伝えしたい事は2つです。

 

・環境は人を変える

 

そして

・どんな環境に身を置くか選択できるのも貴女です。

 

 

中絶を選択する事となったお母さんたちの

悲しみや辛さ、我が子への想いを吐き出せる場所に

私はなりたいと思っています。