毎年五山の送り火に合わせて、お盆は主人の実家・京都に帰省しています。
そりゃもうとっても暑いわけなんですが、夏の京都ならではの貴船の川床料理はこの時期のお楽しみの一つ
懐かしさが残る叡山電鉄に揺られて貴船口で下車すると、もうそこは別世界
川のせせらぎに蜩の鳴き声。
なんて気持ちがいいんでしょう
毎年同じお店に行っていたのですが、今年は初めて別のお店へ。
義母が選んだお店は鳥居茶屋 真々庵。
あら??提灯なども少なめでちょっぴり寂し気?
…なあんて思ってしまったのですが、
そんなこと全く気にならなくなる素敵なお料理の数々
まずは先附が可愛らしい籠に入って登場
鱧とお刺身の盛り合わせに、
焼き鱧と卵豆腐のお吸い物。
お出汁が美味し~い
鱧は、白身魚好きの息子にほとんど取られてしまいました…
あこう鯛の煮凝りと万願寺唐辛子。
赤い万願寺唐辛子って初めていただいたのですが、とても美味しかったです
それから、運ばれてきたときに皆わぁっと声をあげてしまったのがこちら
中八寸の重ね箱。
蛍の光をイメージしてあるというしつらえがとっても風流で素敵でした
二段になっている箱を開けると、中からまた別のお皿が登場
美味しかった
私、鱧よりも鮎の方が実は好きだったりします
たで酢をかけて頭からバリバリと食べてしまう鮎は、夏のお楽しみ
それから一番驚いてしまったのがこちら。
メロンの種をくり抜いたところに白バイ貝、なめこに白玉と冷たいお出汁が入っている箸休め。
こんな大きな箸休め、見たことない
メロンをくり抜きながら一緒にいただきます!
ものすごく驚きの組み合わせ。
だけど不思議と美味しい~
このメロンでかなりお腹いっぱいになってきたのですが、
まだまだお料理は沢山出てくる~!!
鮑と芋茎の葛仕立てに
お素麺に添えられた赤いプラムのような大きな実、なんと梅干しでした!
…といっても、梅がしわしわになる手前で引き上げてお出汁で炊いてあるそうなので、しょっぱかったり酸っぱかったりしない、梅干し風味の果物みたいな不思議な感覚。
こちらも美味しい驚き
〆の鯛茶漬けが出てくる頃にはあたりもとっぷりと暮れて、
お腹いっぱいと言いつつも水菓子までしっかりいただいて、
もうもう、本当に満腹です
美味しい時間をありがとうございました
帰りの叡山電鉄にもお楽しみが
突然車内が真っ暗になったのでどうしたのかと思っていたら、ライトアップされたもみじトンネルを楽しむためのサプライズでした
夏の楽しいひととき。
また、行きたいな。
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