↓前回記事です↓
前回の記事から２か月。
昨年の掘り逃しだった種芋から萌芽したジャガイモ『デジマ』ですが
ミニトマトの生長の妨げになってきたので、
作付け（笑）からおよそ６０日で収穫となりました。
なにしろ、生い茂っているのです。
写真右側にミニトマト『ドルチェレッド』とヘチマがあるのですが
もうなにがなんだか。
このまま置いておくと、同じナス科であるトマトと
離れたところにあるナス『千両』に
前者は葉を食い荒らし
後者はウイルスを媒介する厄介者。
すでにミニトマトに被害がでているので
きれいさっぱり、抜くことにしました。
ジャガイモ本体もこんな感じです。
それでは、土割れしているこれを掘りましょう。
当然土寄せはしていません。
それどころか水すら上げていないし
芽欠きもしていませんが。
祝！ジャガイモ！
５センチほどでしょうが、立派なジャガイモです。
周りを掘るともう少し大きいものがありました。
市販サイズはこんなもんでしょうか？
これなら恥ずかしくない、立派なジャガイモです！
次は写真上の、一番大きな幹のものを掘ります。
剣スコを差し込んで、テコの原理でエイヤッ！
このサイズにはルセリさんもにっこり。
早くもMVPが出てきました。
前回はマルチ張って、蝶よ花よと育てたのに
適当にみていただけのこちらのほうが、はるかに大きい。
ジャガイモは肥料をあげない、水も上げない、が一番だと
ルセリ農法では、次回の私にそう教えることにします。
ジャガイモだけど、剣スコを差し込んで優しく引き抜いたら
ジャガイモなのに芋づる式に抜けるのがみれて、ちょっと嬉しかったです。
では、最後の１本。
こちらもスルリと抜けまして、大小さまざまな芋がついていて
これにもルセリさんはにっこり。
横を掘ると、まだありましたのでこれももれなく収穫。
無事収穫し終わり、ミニトマトさんも風が通って涼しげです。
さて、収穫量ですが。
風袋抜き、828グラムと
同じく風袋抜きで、1013グラムの収穫でした∩^ω^∩
前回の収穫忘れからの己生えで、３株でおよそ２キロの収穫です。
まさにゼロ円農法！
ありがたいことです。
今回は入念に掘ったので、もうないと思いますが
秋にもまた植えてみましょうか。
放置栽培で。
***おまけ***
みなさんは、収穫終わったジャガイモの茎、どうしていますか？
親指くらい硬い茎を放置して枯らせて、ゴミ袋にいれたり
土に返す感じですかね？
ぼくは適当に幹を傷つけて干して枯らして
コンポストに入れて栄養に戻します。
そんなときやくにたつのがこの剣スコップこと、剣スコ！
ぼくは主に畝や土を耕したり、収穫するときに使っています。
横の部分を足で踏みつけて体重を乗せて
テコで耕せるので、楽で大活躍。
さすがに大規模畑の方は機械でしょうけど。
そして、親指ほどの太さの幹になったジャガイモを破砕するときも
この剣スコは大活躍するのです！
茎に対してこのように垂直に持ち
取っ手部分を両手で握って、
野球バットを振るかのように、側面をたたきつける！
ガイン！と小気味いい音を立てて
茎がブッツリと切れるのです。
写真では幹の先ですが
それこそ根本も、バツバツ切れます。
後は納得いくまでこれを繰り返し
砕いたあと、適当に日なたに放置しておけば
切り口から水分が抜け、乾燥が早まります。
剣スコなら、枝切りハサミのように力がいらず、
剣スコなら、掘る、混ぜる、馴らす、雑草抜き、切断に使え、
剣スコなら、頑丈にできているため雑に扱っても壊れず、
剣スコなら、合板とステンレス製なので雨で錆びることもない。
これはクワやホー、ハサミにもちろんスコップの機能を備えていることになります。
なんなら雪欠きにも使えてしまいますね。
そんな便利な道具が、お近くのHCでなんと１５００円くらい！（ダイマ）
これは持っておいて本当に損はないと思います。
安い農具はすぐ壊れますが、これは壊れませんもの。
以上、ルセリの剣スコ愛でした∩^ω^∩