いま、NHKの地デジで火曜日の夜にやっている『舟を編む〜私、辞書つくります〜』
というドラマが、もう第4話くらいになるんだけど、調べたらこの番組は去年NHKBS
でやっていた番組で、NHKオンデマンドで観られることが分かって、もう先に全10話
観終わってしまいました。
ある出版社の国語辞典の編纂に取り組む人たちのお話で、言葉の意味を深く知るこ
と、知って使うことの大切さをしみじみ教えてもらったドラマでした。
わたしも言葉を探りたく、久しぶりに辞書が読みたくなって、昨日、神田の古書店街
に辞書を買いに行ってきました。
神田神保町の町並み、久しぶり。

神田カルチェ・ラタンとか言ってた時あったなぁ、学生時代に!
日大、中央、明治とか大学のキャンパス、あったしね。
火炎瓶と催涙ガスの時代だよー、何年前さ?!
古本屋さんでは老舗125年の歴史を持つ大雲堂書店さんで、

広辞苑とかいろいろ売ってたけど、大きさとか重さを考えて、 ↓ に
しました。
『大きな活字の新明解国語辞典』
わたしにとっては「大きな活字」が嬉しいし、他の辞書に比べたら軽かった。それ
でも、あとで測ったら2.4キロあったけど。
時間のあるときに、いつも時間あるんだけど、パッて開いたベージから読んでいこう!
それにしても、神田古書店街にまで、オーバツーリズムだったのにはびっくり!
外人さんがなんの本を探しているんだろう、、、、。
わたし、ひとりでお出かけしたとき、いままでどうしてもひとりで食事できなかった
んです、なんだろう、怖かったというか、勇気がでなかったというか、ひとりじゃ落
ち着かないし、つまらないということもあって、かなぁ、、、
でも、今日初めてひとりでお昼食しました。と、言っても、立食いのお蕎麦屋さんみ
たいなところだったんですけどね。

天ぷら蕎麦たべました。
つゆが濃いなぁ、、黒い感じ。わたし関西方面(岡山)だから薄いのよねぇ、、。ても、
今はもう平気と思っていたけど、ここのはさらに濃くて、びっくり!
昨日は、午後から、乙女塾の西原さつきさんが立正大学の品川キャンパスで大学生を
お相手に講演会するというので行ってきました。

演題『自分らしく生きていく』で、学外の人も大丈夫ですからおいでくださいと、
ラインで連絡を受けていたので、行ってきたんけど、まず、立正大学品川キャン
パスの5号館への道のりで大汗をかいてしまった。
山手通りに面した大学の入り口に守衛さんがいたので、5号館の場所を伺ったら、
この先の98段の階段を登った先の右側ですって言われて、この前の熱海の階段を
思い出しながら、息を切らせて受付にたどりつきました。
久しぶりの大学の大教室、懐かしかったです。

講演はじまる前に座って待っていたら、偶然さつきさんが通りかかって、
わたしを見つけて近づいてきてくれてお話してしまいました。
さつきさんから、
「来てくれたの、有難う」って言われて、
わたしが、
「お久しぶりです。去年の12月以来です」
って言ったら、さつきさんから、
「そんなになる?こずたん、垢抜けたねぇ、最初、誰かわかんなかった」
と言われました。
「垢抜けた」って?、早速国語辞書で引いてみました。
あかぬ・ける 【垢抜ける】 〔言動・人に接する態度や髪型・服装などが〕都会
風に洗練されている
ってかいてありました
うわーっ!わたし、都会風に素敵になったって褒めてもらえたのかなぁ、、、、??
さつきさんには、乙女塾のボイストレーニングでさんざんお世話になったんです
けど、声は変えられず、
「こんな声のままでごめんなさいね」
って言ったら、
「大丈夫、こずたんは違和感ないから」
って言ってもらえました。
学生さんたちがいるところでまさかお会いできるとは思ってなかったので、嬉し
かったです。
この講演は、授業の一環のようで教室には、これに参加すれば出席扱いされると
いうことでたくさんの学生さんがいましたし、学外からわたしのようなトランス
ジェンダーの方もみうけられました。
講演中のさつきさん。
講演の中で、さつきさんが言っていた言葉、
「もっと目の前の幸せを大切にしよう」
「人と比べない」
「コンプレックス(弱点)は個性になる」
「自分に素直になると人生楽しくなる」
確かにそうだなあって、わたしのいっぱいあると思っているコンプレックスも
そのひとつひとつがわたしの個性なんだね、それは他の人がもっていない、
いや、持てないものなんだから、大切にしようって!
自分自身に素直に、そして自身を好きになってあげたいなぁって思った午後で
した。
さいごにおまけです。
さつきさんは講師紹介にある通り、現在はシンガーソングライターとしても活躍
されているので、わたしの好きな曲を一曲『30年後のラブソング』。