前回はあまり面白くもないお話だったとおもいます。
しかし基本的なことを抑えておかないと後あと困る事があるのでお許しください。
戦後米国医療の大きな流入とともに、新たに麻酔科が独立して、外科が麻酔をかけることは,あたかも違法のように受け止められるようになってしまった。
予定された手術ならばそれなりに、必要な万全の準備のもと麻酔医による麻酔下の手術は可能であるが、緊急で、しかも一刻を争うような救命手術のときに、このようには当然いかない。
今の日本では、過度の権利意識の人が多く、「麻酔医が居ないのに麻酔して・・・」と言われるのは嫌だから麻酔医の居る病院へと患者のたらい回しがおこり、タイミングが遅れて救命できないという事も出てくる。
それがまたマスコミで騒がれると猶更敬遠され悪循環をおこすのである。
これでは医師としての責務をはたせない。いくら医者を増やしても医療の荒廃と、壊滅につながり国民は救われない。