あまりの暑さで、暫く中断していた散歩を、日が傾きやや涼気を覚えた頃に再開しました。
山では、「つくつくぼうし」の大合唱が始まって、やっと酷暑の夏も終わりだなと、嬉しく思いました。
歩きながら、今日読んだ雑誌の記事中に、一寸気がかりな統計の結果が載っていた事を考えてみました。
今回は、この問題をとりあげてみたいと思います。
表題(4)の続きは、この記事についてのコメント終了後に続けますので、ご了承願います。
私が違和感を受けたこととは、某公立大学医学部外科部門で行った、「若手外科医の労働環境について」の統計記録です。
卒業後15年目までを、若手医師と規定し、匿名、記入アンケートを行った結果が表示されていました。
調査対象としたのはアンケートの解答が得られた54名の若手医師で、その内訳は所属別に其の大学外科16、関連外科24、比較の為に大学他科(内科10、麻酔科4)14、とのことでした。
勤務実態、給与、仕事に対する実感など、いろいろ現実として大事な質問が羅列されていました。
私が気になったのは、其の内の最終質問項目モチベーション(原文のまま:意欲をたかめること)についての質問に対しての解答結果です。
この質問内容は更に下記の3項目に別れています。
A:もし、研修医に戻れたとすれば同じ診療科を選ぶ
(はい/いいえ)
B:診療のモチベーション
(技術向上/収入/家庭/同僚)
C:自分が大切にすること
(家庭/仕事/自分)
Aの解答の結果をわかり易く%でかいてみます。(小数点以下四捨五入)
大学外科 はい 50% いいえ 50%
関連外科 はい 67% いいえ 33%
大学他科 はい 79% いいえ 21%
大学の若手外科医の半数は外科を目指したことを後悔しており、大学他科では八割の若手医師は満足している。
この数字は、将来的に大きな問題があると言わざるを得ないのです。
他の質問の解答は次回書かせていただきます。