「あっ、息をつき始めた!!!」看護婦が叫んだ。
浅く微かにではあるが、胸が動いているように見える。
おじいちゃまは、聴診器をあてて、じっと眼を閉じていたが、暫くしてから、「うん、心音がわかる。微弱だが・・・・・・」と呟いた。
僕は嬉しくて涙が滲んできた。
誰かが「良かった」と小さく声を上げた。
とうとう僕は大粒の涙がポロポロと湧き出して、止まらなくなってしまった。
それからは、チイチャンは時間の経過と共に眼を開き、はじめは動かさなかった口を開いて「ミャアー」とないた。
僕は嬉しさのあまり「チイチャン!」と涙声で呼びかけた。