私の猫遍歴 3 | *ルビーテッククリニック*院長のコラム

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私の家は、田舎の開業医であったが、七代続いた家で、敷地が広く、その中に新館、新座敷、元々あった古い母屋、お蔵、働いている医師のための家、車夫の家族の家、使われてはいない昔の診療棟などなどが雑然と立ち並んでいた。

新館は、旧姫街道に面してはいたが、地形は奥行が長く、高さ5m位の崖に面していて、やや階段状の土地であった。

井戸も三ケ所位掘られていて、地所の中に堀のようになった場所が何か所かあった。

大雨のあとには小川のようになる事もあった。

自分で作った小屋も、その堀に面した畑の中に作られていた。

入口の床は板一枚くらいで、地面と大差はないが、やや土盛りしてあるので、よほどの大雨が降らない限り雨水がはいらないように考えてはあった。

数日前に大雨が降り、さすがに母屋に子猫と一緒に避難していたが、その後二日程かんかん照りの好天が続いたので、子猫を連れて小屋に戻りそのチイちゃんと一緒に、横になって本を読んだりしていた。

いつの間にかうとうとと寝てしまったようだった。

ふと見ると、横にいたチイちゃんがいなくなっていたのだ!!!