私の医学生時代 52 | *ルビーテッククリニック*院長のコラム

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ルビーテッククリニック院長が様々な分野について綴ります。

最後の夏休みも残り2週間位となった頃のことである。

前々から、かかりつけの患者さんで、たしか吉田さんというお名前だったが、その方は私より5,6歳年上で、まだ独身だった。

何となく、気の合う人で診察にみえると、治療が終わってから、いろいろ雑談したりしてかなり仲良しの間柄となっていた。

ある日の会話の中で、ダンスの話がでた。

「先生(白衣を着ているとなんでも先生と言われるものだ)はダンスやらないの?」と彼。

「全然何もできないし、知らない。」と私。

「じゃあ、僕がレツスンしてあげますから是非やってごらんなさい、凄く面白いですよ。」

「だめだよ、恥ずかしくてできないよ。」

「まあー、いいから。」

無理やり手を引っ張って、丁度誰もいない待合室の畳の上で、スロー、スロー、クイック、クイックと始まってしまった。

ご承知のようにダンスのいろはである。