消毒器が100度にあがったところで、機械を入れると、一旦温度が下がるので、また100度に上がるのを待つ間に、手洗い用の消毒液をクレゾール、しょうこう液などを洗面器によういしておく。
100度になれば、それから15~20分はそのまま温度を維持する。
手を洗う人、つまり術者や看護婦等直接手術に携わるスタッフは、先ず石鹸と流水で、両肘から指先までを手術用のブラシでしっかり残すところなくゴシゴシと力を入れて洗う。
むしろ磨くという方が正しいかもしれない。
その間に精神を集中させ、徐々に気力をたかめていくのである。更にクレゾール、しょうこう液でしっかり自分の皮膚についた細菌を物理的、化学的に排除し患者さんに細菌感染を起こさせないように努力する。
患者さんの方は必要あれば、剃毛しせっけん液などで清拭し臍のゴマなどもしっかりと除去し極力細菌が残らないように準備して手術室へ搬入する。