私の医学生時代 35 | *ルビーテッククリニック*院長のコラム

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ルビーテッククリニック院長が様々な分野について綴ります。

随分といろいろな手伝いをさせられたが、主として学校から帰ってから、時間外の救急手術のケースが多かった。

急性虫垂炎(所謂盲腸)の悪化で、汎発性腹膜炎をおこしているとか、鼠径ヘルニアの陥頓(元来、脱腸があり、そこへ急に、小腸等が嵌りこみ締め付けられて血液が回らず、破れて腹膜炎を引き起こして助からなくなってしまう)各種の原因で引き起こされる腸閉塞、外傷(昔は自動車が少ないので主として転落等の自損事故)文字道理、待ったなしの手術を要する時だった。

夜間には、通勤のスタッフは居ないので、住み込みの人達では手が回らなくなり、否応なしに狩り出された。
明日、学校で試験が有ると判っていてもだ。

しかも、満床で自分の部屋、つまり病室を明け渡して、レントゲン室へ急遽移動した上でからの話なのだ。