私の医学生時代 32 | *ルビーテッククリニック*院長のコラム

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この辺りは町のはずれで、すぐ裏手は田圃にかこまれ、夏には蛙の声がうるさいような田舎の村の感じのするところであった。

玄関を入ると、上り框は畳敷きの八畳の待合、それに面してくもりガラスに小さい小窓のついた受付兼薬局がある。

待合につながった板張りの廊下の右手に診察室、左手はレントゲン室で、あまり使われてはいないような初期の段階の装置が置かれ診察台もあった。

診察室には大き目の引き出し付木製机、医師用の立派な椅子、向き合って患者用のそれがあり、反対側にスタッフ用の椅子も置かれそこから薬局とつながっていた。

医師側の壁に、手術用の機械収納棚、窓側に診察台、それに続く処置用のベツド、機械台や消毒したガーゼ缶などが置かれていた。