私の医学生時代 22 | *ルビーテッククリニック*院長のコラム

*ルビーテッククリニック*院長のコラム

ルビーテッククリニック院長が様々な分野について綴ります。

私が憧れて入った中山教授は第二外科でしたが、その臨床講堂は中央に手術台が置かれ、その上の天井からが無影灯(影を作らないように工夫された電灯)が設置され、広い床は白タイル、手術台から数mのスペースをあけて同じ白タイルの壁が、高さ3~4mでコの字に取り囲み、その上に座席が階段教室の様にせりあがっていて、後ろでも見えるような構造に作られていました。

勿論教室の入り口は、病院の中央廊下にあり、手術室を通ることなく出入り可能で、今まで私がみた外科臨床講堂の中では一番立派なものでした。

同じものが、第一外科にも全く反対側に対称的に設けられ、今考えると本当に豪華で贅沢なものでした。

この千葉大付属病院は戦前に建てられ、東洋一を誇っていたもので、戦災で焼失しバラックだての基礎医学教室と比べ天と地のような違いを感じて、嬉しく勉学にも力がはいりました。