その当時広島の復興は100年かかるだろうといわれていましたが丁度68年目の今、往時を凌ぐ此の街の繁栄を眺めるとき感慨無量の思いがあります。
しかし、悲惨な記憶は徐々に風化し薄れ去り。やがて歴史の一駒として消え去ることでしょう。
原爆が水爆に進化しさらに核爆弾の威力はさらに増強し、ヒロシマ型の数千倍以上数万倍という説もあり、将来もし核戦争が繰り広げられたとき、人類は絶滅するでしょう。
如何ほど堅固で、生命維持装置や生活保持設備が整っていているシェルターが有ろうとも必ず破壊破滅することでしょう。
此の事は現実に原爆とその被害を体験し、現場に居合わせた人々が声を更に大きく上げて、後世にその真実を伝えるべき責任があると思うのです。
現在の日本人は誤った歴史認識論による被害に悩まされていると考えますので、私はより強く此のことを思うのです。
真実は一つしかありません。ヒロシマ原爆のこと爆発後のきのこ雲の色一つとってみても、映画でも、絵でも黒く表現されていますが前にも記したように、実は真っ白で見ほれるほど美しいのです。
その下では超強大な爆発力により地上のあらゆる物体が粉砕され、空気温の差から水蒸気が液化されそれが放射能を含む粉塵と付着し、「黒い雨」として降り、これに濡れた人達に二次的放射能障害を発生させたのです。
黒は悪のイメージが潜在するのでこのように表現されたのでしょうか?
見かけ上綺麗で美しいものでも、その下には何が隠されているのか判りません。
原爆のキノコ雲はその最大的の例ではなかったのかと思っている次第です。