自分で面白い事ってなんだろう・・・とその晩に考えてみたが、そのうちに寝入りこんでしまった。
朝、目を開けたら何か夢を見たような気がした。
一生懸命思い出そうとしたがどうも出てこない。匂いがしていたようだったな、あれは木の香りらしい。
そうだ4,5日前から医院の新館の井戸の脇で、院長で祖父の新座敷を作るといつて、大工さんが入って仕事をしていたが鉋(かんな)をかけていて木の良い香りがしていた。その匂いだと気づいた。
もともと、木を削ったり、釘を打ったりすることは、あまり器用ではないのに好きで面白かったのだ。
そうだ、自分の小屋を作り其処で寝起きしてみようと思いついた。
大工さんに要らない捨てる木を貰えば良いと自分勝手にきめた。
幸い家の物置には大工道具一式あるのであれを使えばできるぞ、と何となく元気づいてきた。
次回に続く![]()