こんにちは
ジュエリーデザイナーの奥野貴子です
いよいよ今週末になりました
9月5日(日)6日(月)に渋谷で開催する完全予約・少人数制の
ヴィンテージ生地と私のジュエリーのコラボイベント
（キラキラを増してみました・笑）
最近私の周辺ではそのイベントでご覧いただく
カナディアンダイヤモンドのジュエリー
の話で盛り上がっております
その流れで昨日は鉱山の話までしましたが
今日はその続き
全然語り足りないんです(笑)
昨日ティファニーがダイアヴィク鉱山創業当初から
開発に携わっていた話をしました
これにはティファニーがエシカルの観点からも
カナダの鉱山のダイヤモンドを使いたかったということも
どうやらあったようです
ところでレオナルド・デュカプリオ主演の
「ブラッドダイヤモンド」
という映画をご存知ですか？
その映画ではアフリカのシエラレオネ共和国での
紛争ダイヤモンドの話が描かれています
ダイヤモンドが内戦の資金源とされたためにそう呼ばれるようになりました
武装集団がダイヤモンドを採掘するために村人を捕まえて
強制労働をさせていました
逆らえば簡単に殺されます
わずか20年ほど前の話です
今は協定が結ばれたりしていますがゼロではないようです
ティファニーのホームページを転載します
この右側の説明文のところをアップにしますね
こんな風に書いてあります
実は店頭に行くと「カナダ産ダイヤモンド」と表示もされています
アメリカではエシカルが日本より浸透しているので
カナダ産のダイヤモンドは人気が高く
高値で販売されています
（きっとアメリカ人がイベントの販売価格を見たら目をむきます・笑）
共同で開発したリオ・ティント社は
2020年11月に閉山となったオーストラリアのアーガイル鉱山も
操業をしていました
今は元の自然に戻すために巨大な穴を埋め戻す作業をしています
昨日湖の中にある鉱山の画像をアップしました（夏と冬）
壮大で魅力的な風景ですよね
さてここで問題です（いきなり
）
冬はご覧のように湖面が凍るので、トラックで採掘したダイヤモンドを運びます（この時にできる道をアイスロードと呼びます）
では夏はどうやって運ぶのでしょう？？？
ダイヤモンドを運ぶために鉱山のそばに滑走路を2本作って空路で輸送しています
そうなんです
滑走路を作っちゃったんです
では二つ目の問題
ご覧のように穴の底で採掘をしていますが、そこまではどうやって行くのでしょう？？？
すり鉢状の斜面に沿うように道が作られていて、人やダイヤを運ぶトラックや採掘する重機がその道を通って降りていきます
（GIA＝米国宝石学協会のサイトからお借りしました）
アップにするとわかりやすいです
道らしいものが見えますね
この鉱山の採掘の仕方を「露天掘り」と言います
比較的鉱脈が浅いところにある場合は
こんな風にまっすぐ下に向かって掘り進めます
露天掘りで採れなくなってくると横穴を掘っていきます
これは「坑内掘り」と言いますがダイナマイトを使います
それによって原石の形状を損ねる場合もあるので
ダイアヴィック鉱山のダイヤモンドは
まだ露天掘りの今がおススメ👍(笑)
・・・大丈夫ですか？
こんな業者でも知らないようなマニアックな話に
ついてきてくれてますか～？？？？？
最近ご紹介したカナディアンダイヤモンドのジュエリーはこちら↓
「カナディアンダイヤモンド」
ヴィンテージ生地とジュエリーのコラボイベント
「K.K.O.S.」
日時 ： 9月5日(日) 10：30-17：00 6日(月)10：00-17：00
会場 ： 渋谷区桜丘町 17-9 第二昭和ビル403
（渋谷駅から徒歩4分）
※一日を3回に分けてご予約制になっています
お申し込みはこちらから↓
（申込フォームのQRコード）
会場への道案内はこちらをご覧ください↓
イベント【K.K.O.S.】会場道案内 | 心がときめくジュエリー ジュエリーデザイナー 奥野貴子のブログ (ameblo.jp)
【第二回譲り受けたジュエリー相談会】開催予定です
日時 ： 10月（日にち未定）
会場 ： 銀座近辺の個室の会議室
こちらはあくまで「相談会」です
買取を目的にはしていませんしリフォームを強くお勧めもしません
どうしたらいいかわからない方のための相談の場です
詳しくは過去のこちらのブログをご覧の上ご検討くださいね↓
8月6日に相談会開催します | 心がときめくジュエリー ジュエリーデザイナー 奥野貴子のブログ (ameblo.jp)
参加希望の方はご提供中メニュー「6.質問・メッセージ（無料）」でお問い合わせくださいね
お知らせ
・インターネットラジオ・ホンマルラジオ恵比寿渋谷局で「ジュエリーデザイナーのT room」という番組のパーソナリティーをしています。月に二回配信です。
不定期発信ではありますがインターネットテレビ・ホンマルテレビでMCもしております。
ご視聴はいつでもどこでもパソコンやスマホからお聴きいただけます。お時間ある時にお聴きいただけたら嬉しいです。
ラジオは
http://honmaru-radio.com/category/Troom/
テレビはhttps://honmaru-tv.com/series/okunotakako/
横浜局所属の時の過去のラジオ番組は
http://honmaru-radio.com/category/t-room/
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