ルビィのブログ


宝石白宝石白宝石白宝石白  西村しのぶ



やっと順調に発刊されはじめた西村画伯作品。


連載の1Pものをまとめてあるので、


何年も前のものもあり、ネタ的には古いのが


多数ですが、そんなの気になりません!



タッチの繊細さ、マイペースな美意識、


ライフスタイルが堪能できる、ファンなら相当満足!



猫だ犬だパンダだ薔薇だと、まあネタは同じような


ものなのですが、長期の連載なので話の流れが


理解できて楽しめます。



1話1Pなのですが、そのトビラの女子がいつも


オシャレ度がたかくて、サイコーにかわいい。



このつらくて重い日々が明るい方向に向かってきたら


絶対たっぷり買い物して、おしゃれを楽しみたいです!


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宝石白宝石白 酒井順子


アラフォー世代としてはドキッとするタイトルです。



いつから中年なんでしょう。


わたしの子どもの時には、この年齢はもう立派な


オバチャンだったと思うのですが


さて、自分がその年齢になっても全く自覚がない・・・。



どうやら同世代はそんな感じらしく


なんだかゆるくてミーハーでちょっと斜めに見た


世間の様々な事象を取り上げた一冊。



週刊現代に連載していたものなので、


男性のお母さんの呼び方が「オカン」になったのは


リリー・フランキーの「東京タワー」の影響だとか


「女は子どもを産む機械」発言や


安倍元総理の退任など、タイムリーだったネタがメインなので


今読むとなんだかフィットしない感じ。


・・当たり前だけど。



酒井順子さんの、まずこき下ろして


ちょっとずついいところを拾って、なんとなく


うまくまとめて円満感ただようフィニッシュという


テクニックパターンが堪能できるコネタが満載です。




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宝石白宝石白宝石白宝石白 有川浩



阪急電車利用者としては読まないわけにはいかないね~と、


それだけで買ってみた話題の一冊。



めちゃめちゃよかったぁ。


数駅しかない今津線を始発から終点まで進む電車の中で


縁もゆかりもない人々の人生がハッピーに変わる


できごとをつづってあります。



大阪の会社だからか読んだ同僚も多く


みんなで感想をワイワイ話し合ったのですが


なんという高評価!(笑)



ルーティンワークの毎日がストレスになっている人が


読むと元気になれるかも。



あたたかくておいしいミルクティーのような


ほっと一息つけるやさしい作品でした。



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進藤やす子 宝石白宝石白



先月読んだ「欲ばりワードローブ」がよかったので


最新刊を買ってみました。



今回はガールズブランドといわれるマルキュー系の


アパレルのプレスやデザイナーに仕事に対する意欲と


ブランド・ファッションへの愛を語ってもらうという取材ものです。



なんだか薄かったーーーーー!


進藤やす子さんはやさしい人なんでしょう。


(またはビビリともいう)


全く否定も批判も意地悪もなく、全て善意で


受け止めてて、全く毒がないので


かわいいイラスト以外は作者のカラーがなく


雑誌の薄口タイアップ記事みたい。



こりゃダメです。


千円以上出して買うようなものではありませんでした。


ざんねん。




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宝石白宝石白宝石白 佐藤愛子



たまーーーーに佐藤愛子さんの作品を読みたくなります。


中高生のときに、母親より年上の佐藤愛子さんの


エッセイがnon-noに連載されていて


「この勢いはなんなんだ?!」と、妙に魅力を感じました。



小説はたまたま家にあった「戦いすんで日が暮れて」を


読んだだけでしたが、その時も妙に印象に残りました。



離婚の顛末を赤裸々につづってあったと思うのですが


結構アツいタイプだった私には、なんとなーく


こんな人生が自分にもあるのかもしれない・・と


感受性の豊かな時代に飛躍させた妄想に浸ってたのかも


しれません。



その後、おとなになってからもマンガ感覚で


エッセイを手にしていたのですが、


数年前に読んだ「血脈」に衝撃を受けました。



その時の私には、山崎豊子の「沈まぬ太陽」「大地の子」と


同等の傑作でした。



佐藤愛子さんのお父さん、兄弟たち、そして自分という


血のつながある人々のことをつづってあるのですが


いずれのも「荒ぶる血」を象徴する人物ばかりで


学生時代に読んだ作品に感じた暴力的なまでの


激しさや強さ、情緒感ある作品を完璧に理解できた


気がしたものです。



そして、佐藤愛子さんは80歳を超えられました。


「血脈」以来、長編小説はなく


ここ数年はたまーに「老い」とケンカしてる日々をつづった


作品がメインとなり、これもそのひとつです。



色々なところで発表されたもの60代70代80代に分けて


編集されているので、もう完全におばあちゃん目線です。



とはいっても、


当たり前のことが出来てない周囲や社会に怒り、暴れ、戦ってて


学生時代に読んだものと変わってない!


私にとってはなんだかホームに戻ったよな安心感のある


いい一冊でした。



まだまだ作品生み出してほしいなぁ・・。