


百田尚樹
今月末に旅行で屋久島と指宿にいきます。
実家の父母付き。
指宿で、特攻隊の基地があった知覧にも行きます。
その勉強もかねて読みました。
特攻で亡くなった祖父の軌跡をたどる
孫の姉弟が、当時祖父と一緒に過ごした
元軍人のおじいさんたちからお話を聞き、
祖父の人となりと、その時代を知っていくお話です。
作家の百田さんは、これがデビュー作だそうです。
探偵ナイトスクープの脚本などを制作されてたそうですが
なんとも才能のある方です。
何人もの元同僚の話を聞くごとに深まる
「なぜ必ず生きて帰ると祖母に誓っていた祖父が
終戦間近に特攻に出たのか」の謎。
と、同時にどんなに魅力のある人間だったのかも
明らかになっていき、わたしも一緒に祖父の秘密を
さぐっていく気持ちになっていけました。
それにしても、この時代に生きた方たちは
なんと壮絶な人生を送っていたのでしょう・・・。
ひとりひとりのエピソードに、パイロットとしての
勇敢な姿勢もあり、日本軍隊の愚策の数々、
犠牲になる方たちひとりひとりの命の重さも
存分に盛り込まれていて、何度も涙がボロボロと
こぼれてしまいました。
職業軍人の方たちのお話がほとんどなのですが
戦うことを生業としていた人だろうと
空襲で亡くなった方だろうと
戦った外国の人だろうと
それぞれに家族があり、悲しむ人がいることを
改めて心の奥深くで理解できました。
知覧でまともに特攻記念館を見学できるわけないのですが
ちゃんと知って、次の時代に繋がなきゃいけない使命を
果たさなきゃいけないな・・・と、気持ちを新たにしてます。
今年も8月15日が近づき、終戦記念特集や本と
たくさん触れ合える時期です。
当時を知っているおじいちゃん、おばあちゃんがお元気なうちに
できるだけたくさんの真実を自分の目耳で知りたいです。