ルビィのブログ

宝石白宝石白 浅田次郎



幕末の武士のおはなしです。


「五郎次殿お始末」があまりにもよかったので


期待がでかすぎた・・・。



浅田次郎のおじいさんから聞いた話を


想像力を働かせて、物語に仕立て


武士の時代のおわりを様々な


史実を盛り込んでいます。



ちょっと思い入れが強すぎるんじゃないかなぁ。


そして、本編の前後にこのお話を思いつくまでの


現代の話を組んであるんだけど


私にとっては完全に蛇足でした。



夜鷹狩りのお話などは、情景が目に浮かぶような


素晴らしい描写だし、


生き別れの母と息子の再会も


浅田次郎らしい。



でも、いつものようなこみ上げるものは


特になく、ふむふむ・・・で終わってしまいました。



なんとなくザンネンな読後感です。



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宝石白宝石白宝石白 手塚治虫



まんがの神様が描いた「戦争」をテーマにした作品を


編集した一冊。


以前発刊された「僕の描いた戦争」を再編集したものです。



太平洋戦争当時学生だった手塚治虫の


体験談もあり、ブラックジャックや


未来のおなしなどなど、バラエティにとんだ作品集です。



特に手塚少年の体験を書いた作品は


リアリティがあり、感情もたっぷり詰め込まれて


ちょっと左よりかも・・というくらいの


反戦メッセージが明確です。



それにしても、この当時の軍人さんは


本当にこんなにイヤな人だったんでしょうか?



苦しい目に合わされた人の体験談は


山ほどあれど、それを実行したひとの


体験談は読んだことがない・・・。



経験者の数からいくと、めっちゃ多いはずなんですけど


時代とともに埋めてきちゃったんでしょうね、きっと。



昔、松本清張のドラマで


軍人時代にひどい目に合わされた上官に


戦後報復するという話もありました。



まんがの神様の視点で、戦後も描いたら


きっと目からウロコの発想があったかも。


長生きしてほしかったなぁ・・・。






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宝石白宝石白宝石白 槇村さとる



マンガ界の大御所のシンプルライフ提案を


通じた女子へのエール本。



漫画家をいう特殊な職業で


収入もケタ違いにもってるだろうけど


世の中のたくさんの女子と同じように


買い物欲と恋愛のドツボとキャリアへの憧れに


悪戦苦闘した時代を過ごした姉さんならではの


ふっきれたスタイル提案は


自分のあたまを整理させるヒントが


たくさんあります。



まさに昨日、部下との意思疎通がうまくいかず


イライラ・カリカリしてましたが


もっとおおきくとらえなきゃなーーー・・。



いよいよ明日から山登りです!


ふっきれるきっかけになれるかも!


行ったことのない場所やみたことない景色で


きっと違った視点を持てる自分が誕生するのでは


ないかと、おっきな期待を胸にいってきまーす。






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宝石白宝石白宝石白 佐藤可士和



またまた出ました。


広告業界のスーパースター佐藤氏の新刊。



今回は一般のビジネス書としてのアプローチを


随分意識してるみたいで


プレゼンテーションや企画の立て方の


ヒントがあれこれ書かれてます。



でも、もうネタ不足感が否めませんね~。


クリエイターというよりもカンペキコンサルタントです。


企業やブランドの持つ課題を


クリエイティブ視点でコンサルティングするって


自分も言ってるけど、最近の作品のパワーダウン感の


いいわけのような・・・。



新しいことをはじめるための、充電期間かな?と


期待してるのですが、このまま行くような気配が


ちょっと濃厚に感じられてきました。


もったいないなー。



広告以外のお仕事の人たちには


ちょっとした脳の活性化になると思います。




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宝石白宝石白宝石白宝石白 百田尚樹



今月末に旅行で屋久島と指宿にいきます。


実家の父母付き。



指宿で、特攻隊の基地があった知覧にも行きます。


その勉強もかねて読みました。



特攻で亡くなった祖父の軌跡をたどる


孫の姉弟が、当時祖父と一緒に過ごした


元軍人のおじいさんたちからお話を聞き、


祖父の人となりと、その時代を知っていくお話です。



作家の百田さんは、これがデビュー作だそうです。


探偵ナイトスクープの脚本などを制作されてたそうですが


なんとも才能のある方です。



何人もの元同僚の話を聞くごとに深まる


「なぜ必ず生きて帰ると祖母に誓っていた祖父が


終戦間近に特攻に出たのか」の謎。



と、同時にどんなに魅力のある人間だったのかも


明らかになっていき、わたしも一緒に祖父の秘密を


さぐっていく気持ちになっていけました。



それにしても、この時代に生きた方たちは


なんと壮絶な人生を送っていたのでしょう・・・。



ひとりひとりのエピソードに、パイロットとしての


勇敢な姿勢もあり、日本軍隊の愚策の数々、


犠牲になる方たちひとりひとりの命の重さも


存分に盛り込まれていて、何度も涙がボロボロと


こぼれてしまいました。



職業軍人の方たちのお話がほとんどなのですが


戦うことを生業としていた人だろうと


空襲で亡くなった方だろうと


戦った外国の人だろうと


それぞれに家族があり、悲しむ人がいることを


改めて心の奥深くで理解できました。



知覧でまともに特攻記念館を見学できるわけないのですが


ちゃんと知って、次の時代に繋がなきゃいけない使命を


果たさなきゃいけないな・・・と、気持ちを新たにしてます。



今年も8月15日が近づき、終戦記念特集や本と


たくさん触れ合える時期です。


当時を知っているおじいちゃん、おばあちゃんがお元気なうちに


できるだけたくさんの真実を自分の目耳で知りたいです。