フィレンツェのこと、イタリアのこと、イタリアのご飯のこと・・・
そしてふたりのヴィーナスの記事で、ボッティチェリの作品を紹介しました。
このふたりのヴィーナス、
私がフィレンツェに来た理由
にすごくかかわっているのです。
今回はそんなところを少し話していけるかな、と思います。



ボッティチェリといえば、ルネサンス三巨匠
レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ
の先駆けとなったことで有名です
こんな人。
フィレンツェのウフィツィ美術館には彼の作品が世界で最も残されています。
私はこの人の描いた『春』が大好きで、この絵を見たら死んでもいい!くらいに思っていました。
念願叶って憧れのフィレンツェを訪れたのは2013年。
実際に『春』を目の前にしたときは感動し過ぎてまともに見れなかったくらいです。
『ヴィーナスの誕生』のモデルは、当時のフィレンツェ絶世の美女と言われたシモネッタ・ヴェスプッチと言われています。
でもこの『春』のヴィーナスのモデルは知られていないのです。
何も言わず、自分を明かすことなく、森に佇む女神。
そしてそれを取り巻く多くの美女。
このストーリーもたくさんの説がありますが、やはり謎に包まれています。
何かと謎の多いこの絵。
ただ、この真ん中の女神の前に立つと、全てを知っていますよという風情で微笑んでくれるのです。
約1週間のフィレンツェへの旅行。
次訪れるのはいつかなぁと思いつつ帰国しました
それから約1年。
もう一度『春』を見たい。
ウフィツィ美術館に行きたいときに行ける生活をしたい。
アルノ川越しのウフィツィ美術館