幸せは無垢な心に宿る
忘却は許すこと
太陽の光に導かれ
陰りなき祈りは運命を動かす
アレキサンダー・ポープ(イギリス詩人)
『エターナルサンシャイン』
という映画を観ました。
と言ってもかなり前の映画ですが。
久々ですね。観終えた後こんな気持ちになったのは…
映画自体は恋愛モンのくぐりですが、私はそういう視点では観れませんでした。
『記憶と忘却』
がテーマ。
果たして忘れるという事で人は幸せになれるのだろうか…
忘却は果たして『許し』になるのだろうか。
最近まで思っていた。
『許す事は負の感情から解放される事』なのだと。
自分を楽にしてあげる最善の方法なのだと。
自分自身の中で許せたフリもしてみた。
でも
『どうしても許せない自分』
がそこに居た。
ある日、ある人との会話の中。
『許せなくてもいいでしょ?
許せなくていいんだよ。
そんな人格者になろうとしなくていい。
でも、そこに捉われて生きちゃ駄目』
『えぇ~~許せなくていいの?』
今まで私は何に捉われていたのだろうか。。
そっか。私は『許す』という事に捉われ結局ずっとずっと自分を苦しめてきたのだなぁ。
許せないこんな自分の気持ちを認めてしまって生きて行こう。
許せなくてもいいのだ。
楽になれた。
ヒトには(勿論人それぞれだけれど)どうしても、一生消える事がない傷。
忘れ得ない出来事がある。
どうしても、譲れない。
どうしても、許せない事。
『癒える事がない傷』
があるという事もあるのだ。
食べた事のない料理は作る事が出来ない。
人は経験でしか学べない。
本には載っていない事が沢山ある。
同じ道を歩いても皆感じ方は違うのだ。
『同じ轍を踏む』
良い事も悪い事も忘れて行くのもまた人で…
人間は愚かなものだけれど、だからこそ血生臭くて面白いんではなかろうか?
そんな事を考えさせられた映画でした。
この映画は持ち合わせてる感性で評価が両極端なものになるのでは?と思います。
『記憶と忘却』
興味ある方は是非。