いまの わたしにとって 尖閣より大切なこと | 7人の花嫁

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和みカフェにようこそ

今日 母がいなくなった いなくなったのは 拉致されたわけでも
家出したわけでもない

たんに 認知症で 自分の家に帰りたかったのだ
妹の家に住んで 10年たつ それでも 自分の家じゃないって

私は母が この市内に 私の祖父母の実家というか
出生が 市内の まわりが田んぼだらけのところに いったのかと
思い 人様にちょっと 変わった人と思われようが かまわず
なりふりかまわず
おじいちゃん おかあさんを 助けて 助けてと泣きながら
運転した  

神さまにはもう私の寿命なくなってもいいから お母さんを お助けくださいと叫んだ 


警察 近所の人 みんな車や自転車で探してくださった
自分が なにもできなくて 本当にはがゆい
健康なら 長女の私が一緒に住むというのも
ありだが  今の私にはその余裕がない
妹もない ちなみに妹は介護福祉士だ

今日は心も 身体もぼろぞうきんみたいになって
尖閣は 汚い中国にやってしまえとか わけわからい
ことまで 考えた そう 今の私には
尖閣諸島より 母が大事 一番 大事

警察の人に見つけてもらった母は 日焼けして 顔色が
悪いんだけど 日焼けという よくわからない状態

妹が いろんな 手続きをしているあいだ おかあさんを 笑わせようと
必死だった 道化師っていうのかな 

母が無事でよかった でも 日本の福祉って いいかげん
母は七年間だけ厚生年金をかけていた
しかし 亡くなった父親は国民年金を おさめていなかったので
彼女は年金をもらってない 年数がたりないという 理由で
じゃ 七年間の 年金のゆくえはどこなんですか

ときくと 年金センターの答え 他の必用とされている方たちに
使われています 年金のシステムとはそういうものですから

日本の政府は 本当にばか だから
簡単にいいくるめられて 反撃できないんだよ

これは 日本で どこにでもみられる 光景なんだろうな
そして 名前は忘れたがアメリカの優秀な雑誌が予言するように
2050年には ワースト国日本に なっているんでしょうね
わたしはいいよ でも 子どもたち まだみていない しらない孫とか
次世代の子どもたちが 気の毒だ
たんなる おさがわせではなく いろんなことを 考え 悩んだ
一日だった ばか 自分がバカ