目にも見えず
音にも聞こえず
心揺さぶるものとは?
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
目にも見えず、音にも聞こえず
時に心に優しく語り掛け
時に鋭く刺さるもの。
己に語りかけ
心揺さぶるものは
千年以上を経て
なお色褪せない
薫物の香り。
現代では
日常的な香りには
あえて意識せず
通り過ぎてしまいます。
千年以上前の貴族社会では
香りが極めて身近な
生活の必需品だった時代がありました。
日本の長い歴史の中で
華やかな日本独自の文化が
そのような時代の香りを
現代に甦えらせ
一人でも多くの方に親しみ
楽しんでいただくために
和の香りの普及活動に携わっています。
春には梅の香りを愛で
夏には蓮の香りを愉しみ。
まるで目の前に
梅や蓮の花が花開く如く
香りを聞き
漂う香りに身をゆだねるのです。
作り手が異なれば
合わせた(ブレンド)香りも
異なります。
時空を超えて
平安時代へ・・・
平安を飛び越し
飛鳥時代ヘ翔びましょうか?
それとも室町?江戸?
当道では
主に平安時代の薫物を薫き
愉しみます。
平安好きの集う香道ではなく
平安時代の薫物を原点とし
願いや祈りを香に載せて発信する
自らも心から香に癒される
そのような香道なのです。
この暑さも薫物で癒しましょ