北鎌倉へ行って参りました
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
月曜日に北鎌倉へ行って参りました。
いつもはかなりの人数が
下車するのですが・・・
北鎌倉の可愛らしい駅舎の外は
かなりの雨
細かく横殴りに降る雨に
山門の先の木々は霞み
雨に打たれ紅葉し始めた葉が
鮮やかに目に飛び込んできました。
それでも、とても寂しい 光景でした。
駅から総門まで十数歩なのですが
たちまち
コートやバッグは濡れてしまいました。
今年の夏はお施餓鬼にも参加できず
お墓参りもしておりませんでした。
前日の雨の予報に
「出かける人も少なくて、混まなくて良いかも」
そう思って出かけたのでした。
だ~~れもいません
こんな北鎌倉も良いかも
弘安5年(1282)、ときの執権北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により、円覚寺は開山されました。開基である時宗公は18歳で執権職につき、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依されていました。国家の鎮護、禅を弘めたいという願い、そして蒙古襲来による殉死者を、敵味方の区別なく平等に弔うため、円覚寺の建立を発願されました。(円覚寺ホームページより)
鎌倉幕府8代執権の北條時宗公
時宗の子で9代執権貞時公
孫の鎌倉幕府14代執権高時公の
廟所のある仏日庵へ
仏日庵は円覚寺の塔頭の一つです
蓮の花も既に終わり
蓮の葉の枯れ始めでした。
境内にムラサキシキブが・・・
ムラサキシキブの実が
雨に濡れてツヤツヤと輝いています
6月に咲くピンクのお花は香りが良いそうです。
白花のシュウメイギクが見事です
わが家の秋明菊は暑さにやられたのか
とても小さいのです
この日、ご住職はお留守で
副住職にお目にかかり
来月平安朝香道が行なう
香筵(香席)のお許しを頂きました。
香筵(こうえん)と申しましても
堅苦しいわけではございません。
門下生と和歌を朗誦し
薫物を聞く催しです。
以前は三渓園で
「源氏合わせ」が行なわれておりました。
駅から距離がある場所でしたので
考えあぐねた結果
仏日庵様と私共のご縁がございましたので
今年から北鎌倉で行なうことといたしました。
毎年8月、お寺では
施餓鬼会(せがきえ)が行われます。
施餓鬼会が盂蘭盆会(うらぼんえ)
と共に催されるのです。
今年は伺えませんでしたので
帰りにお墓参りをいたしました。
雨が止まず
お線香をお供えすることは
出来ませんでした。
雨の北鎌倉も風情があって
とても良い雨の休日となりました。
雪の日もステキだろうな~と
思いは冬の日へ飛んでしまいました。