北鎌倉円覚寺にも春が
東日本大震災から12年
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
昨日はうららかな
春を思わせる暖かな日でした。
春のお彼岸には
一週間早いのですが
お墓参りに行って参りました。
コロナ禍で
春と秋に行くことが出来ず
久しぶりとなりました。
円覚寺では昨日
東日本大震災の被災地の
復興を願う祈念祭が行なわれました。
宗教の壁を超えて
鎌倉市内の神社やお寺、
キリスト教の教会で作る団体が
開催場所を変え
毎年開いています。
コロナ禍で一般の方は
参加できませんでしたが
今年は可能となったのです。
震災が発生した
午後2時46分には黙祷し
各宗教が祈りを捧げ
トルコ・シリア大地震や
昨年からのロシアのウクライナ侵攻で
苦しむ人々のために祈りを捧げたそうです。
(昨日のニュース)
北鎌倉の駅を降りると直ぐに
円覚寺があります。
三門(山門)をくぐると
ご焼香の香の香りが漂って参りました。
皆様早い時間からいらっしゃいました。
早いと申しましても十時半なのですが・・・
我が家は総勢12人
参加することは出来ませんでしたが
墓参の前に静かに
手を合わせて参りました。
大震災から12年
月日の経つのは速いものです。
今年も春が巡ってきております。
円覚寺の塔頭、北条時宗公の御廟所の
仏日庵の白木蓮の花が
開き始めておりました。
境内には、中国の作家魯迅から送られた
木蓮と泰山木が植えられ
毎年真っ白な花を咲かせ
麗しい香りを放っております。
白木蓮は今月下旬前には
満開になるのでは?
それを追いかけるように
泰山木の花が咲きます。
なぜか梅の花は
開いておりませんでした。
そんなはずは?
ひょっとして既に咲いてしまった?
4人のおちびちゃんに気を取られて
お花の観察はほとんど出来ませんでした。
室内では何時間ももたない子供たち
室内を出ると、円覚寺の境内を
思いっきり走り回っておりました。
観光の方たちも随分と増え
去年や一昨年とは格段の差が・・・
赤ちゃん連れや子供連れは
午後の混雑しない内に帰宅しなければ
鎌倉から乗車する人々の混雑に
巻き込まれてしまいます。
お昼を北鎌倉の駅前で
ワイワイガヤガヤ。
目の前を電車が
室内でしたら
たくさんご迷惑をおかけしたことでしょう。
思いがけず戸外のテーブルが空いており
愉しくお食事を済ませ帰路に。
目の前を電車が通り過ぎる
それだけで大騒ぎでした。
久しぶりにたくさんの自然の中で過ごし
お線香臭さの中
春の一日を満喫いたしました。
お寺で香る香の香り
寺院らしいお線香の香りもよいものです。
お線香も昔に比べたら
もの凄くよい香りになっております
うららかな春の一日でした。