紫式部なら
どの香を使うのでしょう?
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
久しぶりに
お天気になりそうです
来週は「源氏合わせ」です。
お稽古が迫ってきております。
このところずっと考えること
紫式部なら今の時期
どのような香料を使うのかしら?
銀木犀は中国
金木犀は江戸時代に渡来
キンモクセイは平安の時代には
香っていない
この時期
秋の七草で香るのは?
クズにナデシコ
オミナエシに
フジバカマ
最も強く香りを感じるのが
葛の花ですが・・・
オミナエシは少々躊躇いたします
ナデシコは仄かな優しい香り
やはり
「源氏物語」に何度か登場する
フジバカマ
香料を前に悩んでいると
やって来ました
クンクン
クンクン
スリスリ
スリスリ
実に良い香り
どうぞ
どうぞ
今日はまだ思案中ですから
雨上がりに
藤袴全草から
芳香が漂って来ます。
香りの教科書は
たぶん口伝え
むしろ各家のレシピは
秘密だったのでは?
才のある紫式部は内緒で
自らまとう薫物を創った
かもしれません
紫式部の「薫物書」
現存していたら
さぞかし愉しいことでしょう
少しでも紫式部に近づきたい
そう思うこの頃なのです。
お稽古は
10月22日(土)午後1時30分より
10月23(日) 午後1時30分より
見学の方は来月から土曜日にお受けいたします。
お稽古場
東急東横線日吉駅下車徒歩3分
詳しくはお問い合わせ下さい。
※こちらからどうぞ。
※ご入会希望の場合は下記からどうぞ